見出し画像

数週間ぶりに街に出た感想・雑感

久しぶりの投稿になります。

定期的に通院している隣市のかかりつけ医へ行くため、数週間ぶりに街に出ました。

結果、予想以上の人の多さなどもあってか、私は想像以上に疲労困憊。心身共にヘトヘトに疲れました。

数週間前とは全く変わった光景

一都三県の緊急事態宣言が解除されてから間もない、春の陽気に包まれた午後。

帰りのことを考えて薄い上着を持っていきましたが、
家を出た頃はまだ暖かく、駅にも電車にも半袖の人がちらほら居たほど。

乗り換え駅に着いて、都内方面への電車に乗った頃には数週間前とは全く違う光景がありました。

春休みに入ったからというのも大きいのでしょうか、明らかに人出が増えていたのです。

それだけではありません。
電車内でマスクをしていない無防備な高齢者がちらほら見受けられました。

病院の最寄り駅に着きました。
早めに着いたので、病院近くの喫茶店に入ります。

耳に響き渡るのは、老若問わず女性のグループの大きな笑い声や、大きな声量の喋り声でした。

【飲食時以外はマスクを着用してください】

この喫茶店には昨年から各座席にわかるように貼り紙され続けています。
けれど、こんな貼り紙も無視。
時折、店員さんが注意するも、その時はハイハイと聞くが、しばらくするとまた笑い声。

やっぱりなぁ...と、予測はしていたけれど。
千葉の片田舎のこの喫茶店でこの状態なら、
都心などのもっと人通りの多い駅周辺の飲食店だと、もうこれが普通なのかもしれないな、とぼんやり考えながらカフェオレを口にしました。

病院の診察も無事終わりました。
やはりこの時間帯になると寒い。

行き交う人たちはほとんど厚手の上着。中にはダウンコートにマフラーの人もいました。

ちょうど仕事帰りの人も増えてくる時間帯なので
病院の最寄り駅では更に人の往来が増えています。

余談になりますが、私はもともと結婚するまで都内で暮らしていました。
人混みには慣れていた筈なのに。
年々、人混みが苦手になります。

未だに世界中に蔓延する魔物のせいで
都内にはもう一年以上行っていないです。
このまま例の一件が収束しなければ更に記録(?)は更新されるでしょう。
私にとって故郷だったはずの都内、都心はますます遠い存在になりそうな気もします。

人の多さにぐったりしてしまった私

乗り換え駅に着きました。
当初は、駅近のショッピングモールで買い物をするはずでした。
けれど、平日とはいえ、あまりの人の多さにぐったりしてしまい、夫と共にお気に入りの喫茶店に入りました。とにかく落ち着きたかったのです。
よかった...
数週間ぶりでも、ここは変わらずに静かで落ち着きました。

暫しの休息を取り、ショッピングモールの中で夕食を軽く済ませることにしました。

お店に入る前、食事をしてから、モールと駅の連絡通路階まで降りる際。

ただでさえ人の多い中で、群れをなして歩いている老若男女、スマホの画面だけ見て歩いている人たち。
ぶつからないよう気をつけて歩くだけでも疲れてしまいました。

乗り換え駅始発から家の最寄り駅までは数駅。
発車までの数分に加えたった10分足らずですが
気づけば眠ってしまいました。
よほど疲れていたのだと思います。

コンビニで必要なものを買って帰ってからは
着替えることもせず、化粧も落とさず、コンタクトレンズも外さずにそのまま寝てしまいました。

このご時世を考えても、着替えず、お化粧を落とさず、コンタクトレンズも外さずに寝てしまうなんて...ですし
元々、潔癖症気味な私にとっても外で着てた服をそのままで寝てしまうなんてあり得ないことでした。

よほど、疲れていたのだと思います。

無意識にも心身共に、過度の緊張感があったのかもしれません。

これからの日常:私の正直な気持ち

緊急事態宣言解除で人出が増加しているのは、どこでも多かれ少なかれ同様かと思います。

久しぶりに見た街中。

「さすがにストレスが耐えきれなくて、皆さん相当開放的になっているのかな」
そう思うと同時に私見た光景は、正直、想像以上の衝撃でもありました。

春。
【ふつう】の人ならば、うららかで暖かな陽気に誘われてあちこち出歩きたくなる開放的な時期です。

一都三県の飲食店の時短営業も夜9時までになったことで、夕食や飲み会をしてから、夜桜見物に繰り出す人たちも多いでしょう。

そんな中で、政府や都知事が【リバウンドを繰り返さないように】なんて言っても多くの人にとってそんなもの、効力はないはずです。

「私たち(僕たち)はストレスためながら我慢してきた!」
そんな言い分があるのですから。

私は別に、そういう人たちに対して否定も肯定もしません。
なぜなら、全て自己責任の上での行動のはずだから。

あちこち行きたい人はストレス溜めることなく、感染対策をした上でなら行かれても問題ないと思います。

ただ、私自身も、夫も、解除されたからと言って
せっかくだからあちこち出向こうとは思いません。

また、幸い「落ち着いたら会おうね」と約束していた人たちからもまだその誘いは来ていませんし、
こちらからもまだお誘いはしていません。

なぜなら単に まだ「その時ではない」と思うから。

開放的にな気持ちなってあちこち出歩いている方々には、そんな私はバカみたいと思われるでしょう。
私は今もなお、リモート。通院と買い物以外ほぼ家で生活する日々です。
昨年2月からなので、一年以上経過しました。

「一年以上もずっと家にいるなら、ストレス相当溜まるんじゃない?」
と言われそうですが。
正直、皆さんが昨年から感じるようなストレスはほとんどないです。

おそらく私は、この生活があと一年以上続きます、とか二年以上続くかもしれません、と言われても大丈夫な気がします。

それは誰のためでもなくて、私の大切な家族、大切な存在を守るためだから。

そして、ありがたいことに、私にとっては家で過ごせる方が本当の意味でストレスフリーだし、
週数回は未だに夫もリモートで在宅なので
夫が家にいることで安心感だけでなく、会話もこれまで以上に増えて、とても穏やかで幸せな気持ちです。

最後に。

私は【自粛】という言葉/表現は苦手です。
特に、コロナ禍を経て、【自粛要請】【自粛警察】【自粛疲れ】はたまた【自粛慣れ】なんて言葉が出てきたことにも例えようのない気持ちにもどかしくなります。

本来であれば 自粛とは 「自分から進んで態度や行動を改め、つつしむ」、という意味の筈なのに。

また、更に言えば、コロナ禍で更に言われるようになった【不要不急】という表現も、この一年で人々にとっての意味合いはかなり変わってきたような気もします。

それぞれ置かれた立場も、環境も異なり
また考え方も異なるのは当然のことだと思っています。

うまく言えませんが、これからまた更に【波】が来て、政府の対策が出ようとも/全く出ずこのままでいようとも、
一人一人が感染予防の意識を心がけることさえしていれば、問題ないのではないかな?と思います。

長くなりましたが、私はこれからも引き続き、ほぼ家での生活を続けます。
私にも複数持病はありますが、私が罹患しないためというより
10歳近く年上で、同じように複数の持病を持つ夫の健康を守るため。
綺麗事に聞こえるかもですが、私の命より大切な夫のことはなんとしても守りたい。
そう思っています。

読んで下さり、ありがとうございました。














この記事を気に入っていただけたら、サポートしていただけると、とても嬉しく思います。 サポートしていただいたお金は、書くことへの勉強や、書籍代金に充てたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。