プレスリリースとラブレターは似ている【ホッシーの新米広報奮闘記 #4 】
どうも、ホッシーです。
入社して早くも2ヶ月
ありがたいことに毎日いろんな勉強をさせてもらっていて、日に日にレベルアップの方させてもろてます。
さて、前回から続く広報勉強会。
前回はPRは関係者みんなといい感じのコミュニケーションを取ることが大事だから、人と人が仲良くなるような感じのことを企業でもしようね!というお話をしました。
今回は2回目の勉強会からまたまたビビっと来たものをピックアップしてまとめたいなと思います!
今回は「プレスリリース」の書き方を勉強しました。
いや〜、いよいよ本格的に広報の仕事始まった感ありますねぇ…!
それでは!
プレスリリースとは
プレスリリースとはそもそもなんぞやという話になるのですが、ざっくり言うと
「報道関係者向け発表資料」
つまり、報道関係者に向けて自分たちの発表する商品や取り組みを知ってもらうために送る書類のことを指します。
発表という言葉が入っているように、プレスリリースで出される情報は新しいものでなくてはなりません。なので、商品を発売した後やイベントが終わった後ではなくではなく、発表したり開催したりする前に出す招待状のようなものですね!
もちろん新しい情報なので、ゲームやアプリのアップデートでも新着情報であればプレスリリースを書くことができます。
プレスリリースを書くとどんないいことがあるのか
メリット1, メディア掲載の可能性がある
プレスリリースを書いて出すことは、自分たちの新たな発表を知ってもらうキッカケになるので、興味を持ってくださった記者の方から取材をして頂き、その後メディア掲載に繋がる可能性があります!
つまりいろんな方々に見てもらうチャンスをもらえるわけですね!
メリット2, 利害関係者に広く情報発信できる
利害関係者、つまり自分たちといい感じの関係を築いていく人たちに、自分たちの新しい姿を見てもらって知ってもらうことができます!
メリット3, 投資や業務提携などのきっかけとなり得る
自分たちの発表によって、「おっ、この企業うちといい感じの仕事できそうじゃん?」や、「この企業の取り組みおもろそうだから応援したいなぁ…!」と思ってくださる他の企業の方が現れる可能性も出てくるので、自分たちの仕事にもっといろんな幅が広がるかもしれません。
メリット4, 売上に寄与する可能性がある
自分たちの発表がメディアから発表されることによって、それを見て自分たちのことを知ってくださったお客様が商品を購入してくださったり、イベントに参加してくださったりという可能性も出てきます。
メリット5, 費用対効果が高い
広報はよく混同されがちな広告と比べ、求められる情報の正確性やターゲットの幅の広さ、成果が広告と比べ数値に表れにくいなど基準値が高いものの、プレスリリースを出した後の余波を加味すると、様々な人が関わることによってその後表れる効果は大きくなる可能性があります。
どうやって書くのか
プレスリリースを書く上でまず大切なのは
「聞く、調べる、取材」
つまり、まず自分たちが発表するものがどんなものなのかを徹底的に調べて、発表する情報の価値を自分たちが一番に理解しておく必要があります。
その商品やイベントが生まれるキッカケや成り立ち、どんな人たちがどのような関わりでそれをしているのか、それがどんな効果や意味をもたらすか、といった情報を伝えるためにはその魅力を言語化できるように準備しておく事が大切なんですね。
そしてその次が
「新規性、独自性、社会性」
です。
新規性とは、自分たちが新しく始めること、自分たちの新しい変化、自分たちの中で新しいかどうかといった部分で、これがなければプレスリリースを出すことはありません。
独自性とは、その商品や取り組みにおいて他よりも際立つこと、そこにどんな目新しさや唯一無二さがあるか、そしてそれが社会の中で新しいかどうかという部分です。
これによって他の商品や取り組みと差をつけていきます。
社会性とは、その発表する商品や取り組みがどのように社会課題の解決に繋がるのか、それが誰かの問題にどう解決するのか、それが社会においてどんな需要があるかといった喚起に繋がるものです。
これらを準備した後は型にはめていきます!
型にはめる際に気をつけたいのはこの
「5W3H」
つまり
who「誰に」
what「何を」
where「どこで」
when「いつ」
why「なぜ」
how「どのように」
how much「いくらぐらい」
how many「何回か」
に気をつけて、必要な情報を埋めていくわけですね。
そして最後に大切なのは、
「それはファクト(事実)か」
といった部分。
・根拠の無い嘘
・数字や情報をモリモリに詰め込んだ誇大表現
・主観的な言葉や表現
は、その商品や取り組みに対して熱意が篭もりすぎていると意外と入ってしまう場合があるので気をつけたいところですね。
さぁ、ここまできたら構成を考えましょう!
と言いたいところですが、そんなことはいきなり出来るわけもないので、まずはテンプレを使っちゃいましょう!
このテンプレに合わせて、埋めてみるところから慣れた方が良さげだなぁと自分は書いててすごく思いましたね。
この世には自分たちよりすごい先人がたくさんいるので、ありがたくその知恵をいただいちゃいましょう!
というわけで、こんな流れでプレスリリースを書いていくわけですね!
伝えるためにわかりやすくすること
勉強会中、すごくしっくりきたことがありまして、それは
「プレスリリースは報道関係者が記事を書く際の素になるものなので、言ってしまえば自分たちが記事を書いている」
という言葉でした。
確かにそうですよね。
メディアの記者は、自分たち企業側の広報が出す情報を使って記事を出していくわけなので、どちらも同じものを書いているわけです。
なので、そのプレスリリースの内容を自分たちが俯瞰的に、客観的に書くことで、より記者の方も記事を書きやすくなるし、自分たちがどういう風に記事に載りたいか、どんな人に書いてもらいたいかなどを思い描きながらプレスリリースを書けるようになるなぁと思ったわけです。
プレスリリースはラブレターのように
プレスリリースは、自分たちのことを知ってもらって、尚且つそこからいろんな人たちと繋がっていく大切な資料です。
自分のことを知ってもらって、そこから相手のことを知りたい、仲良くなりたいと思って書く様子はすごくラブレターと似ているなぁと思いました。
ラブレターって、ただ自分の熱い気持ちを書き連ねるだけではダメなんです。
相手に自分を知ってもらって、「私はあなたと良い関係を築きたい」という誠実な気持ちを伝えるためには、変に自分を取り繕ったり、嘘をついたりして信頼関係が生まれなくなるようなことはしないと思うんです。
それはプレスリリースでも同じで、自分たちのことをよく知ってもらうためには、自分たちの主観だけで書いたり、根拠の無い嘘や誇大表現をすることなく、ありのままの自分たちを見てもらうことで初めて信頼関係が生まれていくのだと思います。
だからこそ、情熱と冷静さを込める必要があるわけですね。
と、尊大なことを言っておりますが、何分わたくしもこれからプレスリリースを書いていく広報マンのビギナーズラックにいるので、たくさん書いて慣れるところからがスタートだと思っております。
自分のプレスリリースでいろんな利害関係者の方々と繋がっていけたらいいなぁと思っています。
広がれ、ラブ世界。
それでは今回はこの辺で!
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