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徳川家康さま☘️をたどる#11☘️家康さまの桶狭間#3

初筆 20210713 / 加筆修正 20210722

この記事は有料ですが、今とこは実質最後まで無料で読めます🤗
有料部分の文章は「ご覧いただきありがとうございました。」
のみですよ🤪✋

またこの記事の前半と同じ内容を音声で聞けます。
スタエフ配信:徳川家康さま☘️をたどる#11
⬇️
https://stand.fm/episodes/63a3cb8d6ac91feb59881a56


1 コンセプト

いちおー書物や文献も引くのですが
徳川家康さまはちょっと気の利く
フツーの人やってんやと仮定し
家康さまやその周囲の方々が
こんときはこー
こんときはあー思ったんちゃうやろか、と、
勝手に思いを巡らす
家康さまファンの思いを皆さまに届けます。


2 前回

前々回よりあの歴史的に有名な
桶狭間の戦のお話を始めました。
前回は今川義元さんは、そもそも
●桶狭間直前の尾張侵攻は
 上洛目的ではなく南尾張制圧目的説が最近の歴史考証の主流
●義元さんが油断した理由は南尾張制圧がほぼ終り
 いったん後方基地に帰還中であったから
という敗者の今川家視点からのお話をしました。

前回記事はコレですよ🤗
⬇️


3 今回は織田信長さんについて話しますよ

ここで織田信長さん視点の話もしないと
桶狭間における元康さん(家康さま)の
行動や背景を説明できないし、
またその行動や結果は偶然なのか必然性なのかを
語ることができません。

今回はまず信長さんの以下をざっくり語ります。

●今川義元さんは鳴海周辺の制圧だけで尾張に来てるだけで、
 尾張全体を完全に取ってしまおうというわけではないのに
 織田信長さんはなぜ多勢に無勢の決戦を挑んだのか
●そもそもみなさんがフツーに知ってる
 信長さん必死の決死の奇襲戦に
 偶然の雨が味方して勝った桶狭間。
 という出典は何❓それおーてるん❓

4 信長さんが多勢に無勢の決戦を挑んだ理由

今川義元さんは鳴海周辺の制圧だけで尾張に来てるだけで、
尾張全体を完全に取ってしまおうというわけではないのに
織田信長さんはなぜ多勢に無勢の決戦を挑んだのか

これから話すことは私の私見ですよ🙇‍♀️

織田信長さんの行動を見ると一時凌ぎではなくて
徹底的に根本からの解決をしようとする方かと。
●比叡山焼き討ちしかり
●石山本願寺制圧しかり
●室町将軍廃止廃止しかり

なので今回義元さんは尾張を完全に取らないにしても
生かしておくと将来的にじりじり尾張を制圧される
それよりも根本的な解決、つまり義元さんを亡きものにしておこうと
完全主義、根本から解決型の信長さまならそう考えるでしょう。

私だったらそうします。
モンダイを後に残してもめんどいし。

5 一般的に知られている桶狭間の戦の出典と信憑性

そもそもみなさんがフツーに知ってる
信長さん必死の決死の奇襲戦に
偶然の雨が味方して勝った桶狭間。
こんな桶狭間の出典って何なん❓それおーてるん❓

ここでみながフツーに知ってる桶狭間は
以下のような感じなんやないか思います。

・今川義元若干ボンクラ
・輿に乗って移動
(ボンクラの裏付/実はそーではなく
 輿に乗れる身分であるという権威を見せるため)
・風雨に紛れて織田軍が近づいたのに
 今川本体は気付けなかった
・今川軍は弁当を食べていた
・風雨の中、今川軍が気づかない奇襲で
 義元さん首を取られる
⬇️
・三河物語は基本はこの線で書かれている
(細かく読み込むとそうでもないけど)
・大日本帝国陸軍参謀本部が
 日本で起きた合戦の作戦行動ケースをまとめた
「日本戦史」に掲載されているもの
⬇️
それは江戸時代中期の2次史料を元に作られている
※実証ははしょります🙇‍♀️

しかしどーも
三河物語(大久保彦左衛門忠教さん著)
信長公記(太田牛一さん著)
の1次史料的な文献によると
実はこうではなかったようなんですよね

みんなが知ってる桶狭間は
大日本帝国陸軍参謀本部の「日本戦史」の
桶狭間内容が一般的に知られ
TVドラマなどを通じて普及していった内容のようなんです


6 信長さん実は情報戦であることを意識していた❓


今回話してきた流れからすると
信長さま、どうも決死の桶狭間だったのではなく
しっかりプランニングして
しっかりしたディレクションをもって
桶狭間の作戦行動に挑んだ気配濃厚になってきました。

そしてその裏付けとしての
信長さまの情報収集の様子
あるいは、今川家の動きが信長さまに漏れていたり、
さらには、今川義元さんが油断するように仕組んだのは
信長さまなのではー❓😀

そんなことが
⚫︎三河物語
⚫︎信長公記
からいろいろ読み取れたりしますよ

続きは次回です😀


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