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ふたご座の探索1(太陽は男、月は女ではない/凡普遍的な女性的創造性)

探索対象:ふたご座(双子座)

(夢の内容)

夢1、どこかの「居酒屋」。前夫のS氏?……というか、現夫のN氏でもありDでもあるような「男性」がいて、一緒にお酒を飲みながら食事をしている。向かい合わせに座ったテーブルの上には「炭火焼きコンロ」があり、いろんな食材を注文して焼いて食べている。網の上にいっぺんに置きすぎてしまい、目の前の男性に「焦げちゃうからどんどん食べて」といって、大きな「イカの足」を皿にとって渡す。

夢2、どこかの街。Dと一緒に「レストラン」に入る。奥に長い店で、真ん中の壁際にある「2人掛けの席」に座る。お客はわたし達だけ。食事していると、ヒマそうな「男性店主」が話しかけてくる。彼は音楽やプラモづくり、映画などが好きで、話しているうちに「この店でバイトしないか?」と持ち掛けられる。彼は店の仕事が嫌で、誰かに任せてしまいたいらしい。そう思って店内をみると、あまり掃除が行き届いてない。

仕事を探していたわけではないが、「住み込み」で働けるというのが気に入って承諾。さっそく、店の終了後にもう一人いる「バイト女子」と一緒に掃除をはじめる。モップをかけると、店の床が見違えるようにキレイになってゆく。それが面白くて、店中をピカピカに磨き上げる。

夢3、夢2の続き。一通り掃除を終えたところに、30代くらいの「ロングヘアのきれいな女性」が入ってくる。彼女は柔和な笑みを浮かべ、「わたしがこの店を預かることになりました」という。そして、「お近づきのしるしに…」といって、わたしとバイト女子に何かキラキラした感じのプレゼント(宝石?)をくれる。それから「お腹が減ったでしょう」といって美味しい料理をつくって食べさせてくれる。

前からこの店にいた女子は目を丸くし、「これまでだったらあり得ない待遇!」といって喜ぶ。前の店主はかなり「ケチ」で「自己チュー」だった……と話していると突然、物陰から70センチくらいある「ケムシ」が飛び出し、大騒ぎになる。バイト女子が「そいつは毒もってるから気を付けて!」と叫ぶ。わたしは傍にあった「掃除機」を手にし、ケムシをスポッっと吸い込む。が、ケムシが大きすぎて途中で詰まり、ジタバタ暴れてホースがはちきれそうになる。

そこに今度は「巨大ムカデ」が出没、、、それで「ムカデにケムシを食べさせよう」と思い、ムカデを掃除機で吸い込む。2匹はまん丸に膨らんだホースの中で暴れ、逃げ場を求めたケムシが吸い込み口から這い出てくる。「やばっ!」となるが、女性店主が「だいじょうぶ、落ち着いてね」というと、ケムシは大人しくなる。

夢1の「男性」は、わたしが外部投影し続けたじぶんの男性性。その彼と向かい合い、いろんな食材を「1つのコンロ」で焼いて食べていたのは、太陽(5次元の自己)に「近づきつつある」ことを示している。

わたしは「6次元」から「5次元」に分離した際、基本人格として女性性のほうを選んでいて、半身であるじぶんの男性性を長く喪失した状態が続いていた。で、それをいま取り戻しつつあるわけだが……ここで注意したいのは、太陽男性性女性性ではないということ!

「分離の次元」を生きる「魂-自己」が持つさまざまな側面は、大きく分けると「男性性」「女性性」「男女どちらでもある中性」に分類できる。それを、西洋占星術で使う「10個の天体」の分類 で示すとこうなる ↓

《天体のマトリクス》

      |決定(-)|目的(0)| 可能性(+)
霊 的レベル| 天王星 | 冥王星 | 海王星
社会的レベル| 火 星 | 土 星 | 木 星
個人的レベル| 水 星 |  地球/月  | 金 星
 統  合 |     | 太 陽 |

この表の「決定(-)・目的(0)・ 可能性(+)」を、「男性性中性女性性」にしてみよう。この分類が優れているのは、中央がそれぞれのレベルにおけるバランスポイントであり、すべての天体を統合するのが太陽と明確にわかる点。

で、上の表の天体数字と相関させ

天王星| 冥王星|海王星| 
 ーーーーーーーーーーーーーーー
火 星| 土 星|木 星|
 ーーーーーーーーーーーーーーー
水 星|地球/月|金 星|
 ーーーーーーーーーーーーーーー
太 陽|

さらに、生命の樹に当てはめた のが下記。

太陽地球土星冥王星は、「男性性」と「女性性」のどちらにも当てはまる中性天体なのだ。

で、ティファレトにある「太陽意識(5次元)の自己」を獲得できれば、太陽系における輪廻転生は必要なくなる。わたしはジオセントリック(地球中心)を「4次元の自己」、ヘリオセントリック(太陽中心)を「5次元の自己」としてみて、今世におけるじぶんのパーソナリティーの把握にホロスコープを役立てている。ただし、これは一般的な西洋占星術の教えとは異なっているので、そのへんは区別して考えていただきたい。

分離の次元」を「ワンネスの次元(6次元)」にすることはできない が、「分離の次元」で「よりワンネスに近い自己」を表現することは可能だ。

というわけで夢2で、太陽意識に相応しい女性性を迎え入れている。

「Dと2人」でバーに入り、そこでわたしは「バイト」することになる。仕事の段になるとDはいなくなり、わたしは別のバイト女子と2人で「掃除」をする。店の床がピカピカになると男性店主がいなくなり、美しい女性が新しい店主としてやってきて、わたし達を暖かく労ってくれた。

で、この「女性」には、昨夜から読み始めた本が影響している。

夢に出てきた聖母マリアのような女性は、ダスカロスのいうところの凡普遍的女性的創造性(Pan-uniwersal femininity creativeness)であり、女神 ティアマト や ナンム でもある存在だ。

そして彼女は、わたしが抑え込めなかった エレメンタル鎮めてくれた。夢3の「ケムシ」と「ムカデ」は、下で書いた聖書にある7つの悪霊

「ケチで自己チューな男性店主(低次な男性的側面)」がいなくなり、きれいに掃除しただけで終わっていたら、追い出したエレメンタルは仲間を連れて戻り、また棲みついたはず……しかし、「聖母マリアのような女性店主(凡普遍的な女性的創造性)」を迎えることができたので、非活性化に成功した。

よいタイミングで、「永遠の祈り」を読むことができたと思う。

ふたご座(サイン)は 数字でいうと空間の形成 であり、それはまだ時間化(4)されていない空間に漂う知性、言葉、インスピレーション……「永遠の祈り」を読んでいると、時間のない世界にいる気分になってくる。