ふたご座の探索1(太陽は男、月は女ではない/凡普遍的な女性的創造性)
探索対象:ふたご座(双子座)
夢1の「男性」は、わたしが外部に投影し続けたじぶんの男性性。その彼と向かい合い、いろんな食材を「1つのコンロ」で焼いて食べていたのは、太陽(5次元の自己)に「近づきつつある」ことを示している。
わたしは「6次元」から「5次元」に分離した際、基本人格として女性性のほうを選んでいて、半身であるじぶんの男性性を長く喪失した状態が続いていた。で、それをいま取り戻しつつあるわけだが……ここで注意したいのは、太陽=男性性、月=女性性ではないということ!
「分離の次元」を生きる「魂-自己」が持つさまざまな側面は、大きく分けると「男性性」「女性性」「男女どちらでもある中性」に分類できる。それを、西洋占星術で使う「10個の天体」の分類 で示すとこうなる ↓
この表の「決定(-)・目的(0)・ 可能性(+)」を、「男性性・中性・女性性」にしてみよう。この分類が優れているのは、中央がそれぞれのレベルにおけるバランスポイントであり、すべての天体を統合するのが太陽と明確にわかる点。
さらに、生命の樹に当てはめた のが下記。
太陽・地球・月・土星・冥王星は、「男性性」と「女性性」のどちらにも当てはまる中性天体なのだ。
で、ティファレトにある「太陽意識(5次元)の自己」を獲得できれば、太陽系における輪廻転生は必要なくなる。わたしはジオセントリック(地球中心)を「4次元の自己」、ヘリオセントリック(太陽中心)を「5次元の自己」としてみて、今世におけるじぶんのパーソナリティーの把握にホロスコープを役立てている。ただし、これは一般的な西洋占星術の教えとは異なっているので、そのへんは区別して考えていただきたい。
「分離の次元」を「ワンネスの次元(6次元)」にすることはできない が、「分離の次元」で「よりワンネスに近い自己」を表現することは可能だ。
というわけで夢2で、太陽意識に相応しい女性性を迎え入れている。
「Dと2人」でバーに入り、そこでわたしは「バイト」することになる。仕事の段になるとDはいなくなり、わたしは別のバイト女子と2人で「掃除」をする。店の床がピカピカになると男性店主がいなくなり、美しい女性が新しい店主としてやってきて、わたし達を暖かく労ってくれた。
で、この「女性」には、昨夜から読み始めた本が影響している。
夢に出てきた聖母マリアのような女性は、ダスカロスのいうところの凡普遍的な女性的創造性(Pan-uniwersal femininity creativeness)であり、女神 ティアマト や ナンム でもある存在だ。
そして彼女は、わたしが抑え込めなかった エレメンタル を鎮めてくれた。夢3の「ケムシ」と「ムカデ」は、下で書いた聖書にある7つの悪霊。
「ケチで自己チューな男性店主(低次な男性的側面)」がいなくなり、きれいに掃除しただけで終わっていたら、追い出したエレメンタルは仲間を連れて戻り、また棲みついたはず……しかし、「聖母マリアのような女性店主(凡普遍的な女性的創造性)」を迎えることができたので、非活性化に成功した。
よいタイミングで、「永遠の祈り」を読むことができたと思う。
ふたご座(サイン)は 数字でいうと3で空間の形成 であり、それはまだ時間化(4)されていない空間に漂う知性、言葉、インスピレーション……「永遠の祈り」を読んでいると、時間のない世界にいる気分になってくる。