(10)数字・図形・角度の考察
はじめに
今回は、下記記事の内容を改めて考察してみた。
数字、図形、角度について考えることは、ロゴス・真理への理解を促す。が、知識・テクニックはすべて「使い方」次第だ。理性、倫理観、自制心などを失うと台無しになる。自らの感情・思考のつくりだすエレメンタルへの責任を負う覚悟のある人間のみ、立ち入ることが許された領域がある……とつくづく感じる。
肝に銘じておきたい。
わたしが尊敬する ダスカロス 。彼の「教え」には、ほんとうに助けられている。
創造主の愛は遍在し、もっとも小さきものにもそれは注がれている。
55年、何とか生きてこられた……地上の生存を支えてくれた人たちに感謝をこめて宣言。わたしはつつましく謙虚な、ひとりの真理の探究者でありたい。
奇数(空間軸)と偶数(時間軸)
まずは、数字、図形、角度をイメージするときに役立つ情報をいくつかメモっておこう。
《奇数・偶数と完全グラフ》
完全グラフから視覚的に、奇数と偶数を見分けることができる。
《1~12角形の完全グラフ》
奇数は二分割できないが、偶数は二分割できる。この性質によって、奇数と偶数を見分け、使い分けるとよい。
空間軸の軌道的回転が吸引と排出を形成し、時間軸と協働して3~5次元における時空の螺旋構造を創り出しているイメージ。
縦になった多角形が偶数、中央に穴の開いたディスクが奇数の図形と考えて欲しい。奇数(空間)と偶数(時間)の合体スピンによって「時空」が形成され、アカシックレコード がホールの多層内曲面に刻まれてゆく……というヴィジョンを抱いている。
また、上記の空間(space)と時間(time)の定義とは別に、位置座標(place)の概念も記しておきたい。魂-自己 の乗り物である肉体、サイキカル体、ノエティカル体、つまり「1」の固定には、各次元の空間(space)における位置座標(place)が必要だ。位置座標は、次元、空間(奇数)、時間(偶数)によって決まる。物質界(3次元)、サイキカル界(4次元)、ノエティカル界(5次元)での活動の自由度を高めるには、位置座標の設定に熟達する必要があるだろう。といっても、あまり難しく考えなくてもよいと思う。「座標の設定」は、意図、思考、視覚化などによって為される。どこへいくにしても、旅はまず「行きたいところ」を思い浮かべることから始まる。
奇数と偶数の「軸」の特徴を表にしてみた。
*「1」分割は1角形。「1」はすべての自然数の約数である。
*「1角形」は、円周上あるいは球面上の「1」である。意味や影響力に関し、中心にある「1」と区別すること。
*1~12までの奇数のうち、1以外の約数を持つのは「9」のみ。
多角形を考える際に便利な、シュレーフリ記号についても書いておく。
《星型正多角形とシュレーフリ記号》
(解説)
例えば、7角形のシュレーフリ記号 {7/2} は2つ隣の頂点を、{7/3} は3つ隣の頂点を結んで星形多角形をつくる。
*「五芒星」:最小の星形正多角形。
*「六芒星」:2つの正三角形に分解できる。正 n/m 角形というような描き方をすると6/2、約分されて3になるため、この表記法には適さない。ゆえに、六芒星 {6/2} は星形正多角形ではない。
*「七芒星」:2つの形式で描画できる最小の星型正多角形。
*「八芒星」{8/2} :2つの正方形に分解されるので、星形正多角形ではない。
*「九芒星」{9/3} :3つの正三角形に分解されるので、星形正多角形ではない。
*「十芒星」:{10/3} のみが星型正多角形を形成する。星型正多角形が組み合わさったものと解釈できるものは3つ。{10/5} ( 5{2}:5つの二角形を組み合わせたもの)、{10/4} (2{5/2}:2つの五芒星を組み合わせたもの)、{10/2}(2{5}:2つの五角形を組み合わせたもの)。
*「十一芒星」:素数なので、すべての十一芒星は星型正多角形であり、複合的な図形にはならない。
*「十二芒星」: {12/5}のみが星型多角形を形成する。他に4つの正十二芒星がある。{12/2}(2{6}:2つの六角形を組み合わせたもの)、{12/3}(3{4}:3つの正方形を組み合わせたもの)、 {12/4}(4{3}:4つの三角形を組み合わせたもの)、{12/6}(6{2}:6つの直線状の二角形を組み合わせたもの)。
意識進化の3重螺旋モデル/0~30の意味
数字、図形、角度をヴィジュアライズしたり、特定の用途に従って活用することは、「夢の探索」や「霊性の探究」を強力にバックアップしてくれる。もちろん、占星術やタロットの解釈にも応用可能だ。ただし、わたし自身の探究テーマが意識の次元シフトにあるので、この記事ではそれに沿った解釈になっている。要するに、限定的解釈であることを了解の上、読んでいただきたいということ。
それと、数字、図形、角度の使用に際し、留意すべき点も書いておく。
では、はじめよう。まずは結論からサクっと書いてみる。
こちらの記事 で解説した意識進化の3重螺旋モデルをヴァージョンアップ ↓
次元は13次元まである(と考えている)が、3次元の人間が普通にアクセス可能なのは5次元まで(たぶん)。
次元は、下記のような7層(7つのプレーン)になっていると推測。
数字が示す意味は、下記のように捉えている。
注意すべきは、3次元~4次元、4次元~5次元の間にある重なり合った部分だ。1周目(3次元)の10~12は2周目(4次元)の1~3、2周目(4次元)の19~21は3周目(5次元)の1~3と重なっている。
加えて、下記の特徴も意識しておきたい。
基本となる0~12の意味
ここからは、数字と図形の意味・使い方などのメモ。これもまだ試案段階。13以降の数字については、タロットの回で考察する。
【0】
*ロゴス、宇宙、全体、完全無欠、すべて。
*世界、意識、次元の枠(輪)。
*無と無限。
*ウロボロス(尻尾を飲み込む蛇、竜)=「0」の象徴(画像ソース)。
【1】
*「自己」。
*「1」は「正の整数」(自然数)すべてに関与する基本の数字。
*「1」を図形の「周縁」に置く=同化、主観、流動。
*「1」を図形の「中心」に置く=異化、客観、静止。
*「1」、「一角形」は、「自己」のシンボル、護符。
【2】
*「情報」、「エーテル・ダブル」。
*「二元性」、「二元性」を維持するパワー。
*「二元性」は、3つの「一時的存在の世界」(3~5次元)の基本法則。
*占星術における「ニ区分」。
*「1」を「周縁」に置く=「二元性」への分離。
*「1」を「中心」に置く=「統合」。
*「2」、「二角形」(半円、三日月形)は、「情報」、「エーテル・ダブル」のシンボル、護符。
【3】
*「空間」の形成。
*二元性(縦横)に第3のポイント(高さ)を与え「空間」をつくる。
*「三角形」の「空間軸」を持つ。
*占星術おける「3区分」=「活動」、「固定」、「柔軟」を示す。
*「1」を「中心」に置く=「空間的」自由を得る。
*「空間」を構成する「四元素」(占星術における「4区分」)の形成。
*「火の三角形」、「土の三角形」、「風の三角形」、「水の三角形」の4種類があり、それぞれの元素が持つ性質に沿った使い方ができる。
*「3」、「三角形」は、「空間」のシンボル、護符。
【4】
*「時間」の形成。
*「十字架」(グランドクロス)=「時間軸」。「90度」は「変化」、「180度」は「定着」。この繰り返しが「時間」を形成する。
*「活動」、「固定」、「柔軟」の3種類の「十字架」がある。
*「活動」(スタート)→「固定」(維持)→「柔軟」(調整)、および「0度」→「90度」→「180度」が複雑かつ精緻に絡み合った「変化」によって「時間」(特定タイムラインのアカシックレコード)が形成される。
*「四角形」の「中心」に「1」を置く=四元素すべてを同時に認識でき、「変化」(時間)に振り回されない「自己」を保てる。
*「4」、「四角形」(十字架)は、「時間」のシンボル、護符。
【5】
*「形態」の完成。
*「四元素」に「エーテル」(第五元素)が備わり「形態」が完成する。
*「五角形」の「空間軸」を持つ。
*上向きの「五角形」の中に、下向きの「五角形」。5+5=「10」、「10」は「4次元の自己」。「4次元」における「保護」「防護」の意味も含む。
*「四元素」をすべて含む。5つのうち2つが同元素。バランスを考えて、使い分ける。
火2/土1/風1/水1 火1/土2/風1/水1
火1/土1/風2/水1 火1/土1/風1/水2
*「5」、「五角形」、「五芒星」は、「形態」のシンボル、護符。非常にパワフルであるが、「理性」と「霊性」に欠けた使い方は危険。
【6】
*「霊性」の形成。
*「上向きの三角形」(剣)と「下向きの三角形」(杯)の融合(聖なる結婚)。上位のものが下位と交わり、「霊性」が目覚める。
*「六芒星」の使い方としては「調和する元素同士」(60度)の組み合わせが適切だろう。
*「フラワー・オブ・ライフ」(円の6分割)の基本形。
*「6」、「六角形」、「六芒星」は、「霊性」のシンボル、護符。
【7】
*「創造力」の形成。
*「6」の「霊性」を土台に「創造性」を発揮する。
*「7」は「素数」、360度を割り切れない唯一の1桁自然数。
*「7」は13次元の「中心」(折り返し地点)。
*「7」に関しては、下記の記事を参照のこと。
*「七角形」の「空間軸」を持つ。
*上向きの「七角形」の中に、上向きの「七角形」。両方とも「上向き」である点が「5」とは異なる。7+7=「14」は「4次元における形態」の完成。1+4=「5」(形態)の象意も含む。
*「7」、「七角形」、「七芒星」は、「創造力」のシンボル、護符。
【8】
*「時間軸移動」(パラレルシフト)。
*2つの「十字架」(時間軸)が「パラレルワールド」(別タイムライン)への扉を開く。
*「活動」、「固定」、「柔軟」(3区分)の「十字架」の組み合わせは3種類。元素の組成はバランスよく、火2/土2/風2/水2。
*2つの「十字架」の中央に「1」を置き、45度にあるパラレルワールドに意識をフォーカスし、そこから90度にフォーカスすると90度のタイムライン、元に戻ると同じタイムラインの「十字架」に定着する。ただし、「8」は「時間軸移動」なので、タイムライン移動はできても、次元間の「空間軸移動」できない。要するに、3次元から3次元の別タイムラインに移動できても、3次元から4次元には移動できないということ。
*8は「∞」(無限・インフィニティ)、「メビウスの帯」の象意を含む。
*「8」、「八角形」(2つの十字架)、「八芒星」は、「時間軸移動」のシンボル、護符。
【9】
*「上位次元」への「空間軸移動」。
*「九角形」の「空間軸」を持つ。
*「九角形」の中に「九角形」。両方とも「上向き」。9+9=18。「18」は4次元から5次元への「空間軸移動」。1+8=「9」であり、「9」のパワーが強固。
*「9」は「3つの三角形」を持つ。「活動、固定、柔軟の3性質を併せ持つ三角形」が「3つ重なる」ことで、「次元間」の「空間軸移動」の自由が得られる。
*「四元素の三角形」(グランドトライン)の組み合わせは4パターン。
*「四元素の三角形」が完全にそろうのは「12」であるが、12は同時に3つの「4」(十字架・時間の形成)も含み、「4」の「時間化」に拘束される。「9」は「3重の3」により、「別次元」への「空間移動」が純粋にしやすいと感じられる。
*「9」、「九角形」、「九芒星」は、「空間軸移動」のシンボル、護符。
【10】
*「高次の自己」。
*「10」=「サイキカル体」、「19」=「ノエティカル体」。
*10~18の数字は「4次元」に関与する。
*10、11、12には、「上位次元へのシフト」のチャンスがある。下記記事で説明したので、そちらも参照に。
*「十角形」は「十字架」(時間の形成)を持たない。
*「十角形」は2つの「五角形」を持つ。
*それぞれの「五角形」が「上昇」(サイキカル体のエーテル・ダブル)と「下降」(肉体のエーテル・ダブル)で拮抗し、全方位的にバランスをとる。優れた均衡感覚。
*「4元素」をすべて含む。元素の組成を考慮して使い分ける。
火3/土2/風2/水3 火2/土3/風2/水3
火3/土3/風2/水2 火2/土2/風3/水3
火3/土2/風3/水2 火2/土3/風3/水2
*「10」、「十角形」、「十芒星」は、「高位自己」のシンボル、護符。
【11】
*「11」(1+1=2)は、「4次元の情報」、「4次元のエーテル・ダブル」。
*「11」は「素数」、360度を割り切れない。
*「2」(二角形)、「3」(三角形)、「4」(正方形)、「5」(五角形)などに「分解されない」安定性を持つ。「情報」(アカシックレコード、「2」)の保持に優れる。
*「十一角形」の「空間軸」を持つ。
*「十一角形」の中に「十一角形」。両方とも「上向き」。11+11=「22」。「22」は「5次元時間の形成」。2+2=「4」(3次元時間の形成)。「11」には「時間」が潜在的に関与している。
*「11」、「十一角形」、「十一芒星」は、「4次元の情報」、「4次元のエーテル・ダブル」のシンボル、護符。
【12】
*「12」(1+2=「3」)は、「4次元空間」の形成。
*「二角形」×「6」、「三角形」×「4」、「四角形」(十字架)×「3」、「六角形」×「2」。これらの数字と図形の性質を複合的、総合的に併せ持つ。
*「12」、「十二角形」、「十二芒星」は、「4次元の空間形成」のシンボル、護符。
☆彡☆彡☆彡
このテーマに関しては、まだまだ考察不足を感じる……が、とりあえず、これから書く「タロット考察」の基礎を固めておきたいと思った。
(11)につづく
(画像)
「Googleの描画ソフト」と「スケッチアップ」で描いた (^^)v
どちらも無料! ネットの海は偉大である ( `・∀・´)ノ