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「Google ストリートビュー」で帰郷する

思い出の場所に、ストリートビューで帰る。
時間もお金もきっかけも必要ない。
思い立ったらすぐ「ストリートビューで帰郷できる」のだ。

みなさん御存知の通り、googleのマップ機能に「ストリートビュー」というものがある。Googleマップの右下に配置された人アイコンをグッと掴んで、マップに落とせば、そのアイコンが落とされば場所の写真が360°で見れるというものだ。


在りし日に「ペグマン」を落とす

このアイコン、ペグマンという名前があるらしい。このペグマンを、皆さんの懐かしき風景に落としてみてほしい。できれば、長く帰っていない故郷や、思い出の場所。
初めて彼女と歩いた通学路や、自分の実家の近く、どこでも良い。ふと思い出せる場所にペグマンを墜落させるんだ。

そこには全く変わらない風景、時には跡形もなく様変わりしてしまった風景が広がっているはずだ。

帰る「きっかけ」がない故郷を持つ人におすすめ

僕自身、実家が東京に移動してしまったこともあって、小学校から高校までを過ごした埼玉県の街には一度も帰っていない。帰るきっかけがないのだ。だから、時たま思い立ったときには、このペグマンをその故郷の町にそっと取り落とす。

豊かな田園風景、東京では感じられない空の広さ、そして毎日のように歩いた道がそこには今も変わらず存在している。ああ、あれから何年の月日が経ったであろうか。懐かしくて小一時間はブラブラと故郷を歩けるであろう。
がそこには今も変わらず存在している。ああ、あれから何年の月日が経ったであろうか。懐かしくて小一時間はブラブラと故郷を歩けるであろう。

大人になる道すがらで「落としてしまった何か」を見つけられるかもしれない。自分の今まできた旅路を「振り返る」ことで元気になれることもあるかもしれない。そう思う。



(応用編)初キスの場所にも、ペグマンを落とせ

 この「ストリートビュー帰郷」を会社の同僚にも薦めてみたところ、ストリートビュー帰郷を応用した遊びを思いつき、おっさん二人で盛り上がったので、ご紹介。

それは「お互いの初キスの場所」を見に行くというもの。

同僚の故郷であるK駅のシュークリーム屋の前、植え込みに隠れるようにして初めてかわされた接吻の話を聞きながら、男二人でキャーキャー盛り上がってしまった。googleさん、ストリートビューのキャンペーンかなんかで、初キスの場所をピンで落として記録していこうみたいな企画やったら、盛り上がりまっせ。絶対。



だれだ、いま俺のこと、キモいっていったやつは?

*今ストリートビューでは、世界遺産や名所も見れるみたいです。
プチ旅行気分を味わうのも良いですよ?


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