音楽家の言語は擬音である
最近の一日の至福の過ごし方は、午前中に家事と妻へのサービス(嫉妬深い文鳥ヨーヨー)を済ませ、蔵へこもって8時間ほど練習。
家へ戻って簡単な食事と妻へのサー(以下略)、ダンベル運動と軽いジョギングを7〜8km、半身浴をして就寝というもの。
こんな生活が一生続けばいいのに、と願いつつ、今だけ限定のしあわせを噛み締めています。
今夜は、走りながら見上げた夜桜と月がとてもきれいでした。
眠る前にnoteの皆さまの記事を拝見しながら、きょうは言葉をひとことも発していないなぁと思い、すぐには切り替えられない脳をなんとか動かして、言語化してみることにします。
わたしは、感じている思いの魂を、そのまま音にして相手へ受け渡し、受け取ることにも長けているのが、音楽家であると思っています。
「愛」という立体的で複雑な感情も、言葉で表現するよりも音のほうが、正確で誤解の少ない伝達方法のように思えるのです。そのせいなのか・・・
仲の良い音楽家同士でリハーサルをすると、擬音のオンパレードになったりするのは、よくある話です。
「ここはピャーーーって感じでさ、下の方がこう、ドゥンドゥン?」
「あぁ、それじゃ、自分はギャギャッて入るわ」
「まって、それじゃハンバーグハンバーグみたいな感じね」
「そうそうそう!!」
非常にわかりやすい。これを言語化すると
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる 雲のほそくたなびきたる。
注:意訳です
音楽家全員、ちんぷんかんぷんになってしまいます。
あら?でもこれって、わたしの周りだけなのでしょうか。
なんといっても母校の桐朋には、3Kと呼ばれる呪いのジンクスがあったのを思い出しました。
漢字が書けない。
計算できない。
結婚できない。
悲しすぎる3Kです。
わたしの場合、結婚はしたけれど・・・あ、3回しているから、やっぱり3Kコンプリートしちゃってる。しちゃってる。(2回言った)
こうして20年近くブログを続けているのも、わたしにとってはリハビリなのです。なるたけ、心に一番近い言葉を、一生懸命選びたいと思っています。
とはいえ、リサイタル前で脳内は音一色。
がんばってみたけれど、変な記事になっちゃった。
深夜にすみません。おやすみなさい。
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