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周波数セラピーとは

バイオリンという楽器は弾くたびに、何度も調律を行います。

その日の湿度と温度に左右されるだけではなく、練習の中で弦を指で押さえ、弓でこする度に、ズレが生じるからです。

人間の体もまた然り。

この地球でさえ常に揺れているわけですから、固定されたものなど、ひとつとして存在しないのかもしれません。

音についてお話をするとき、風鈴に例えることがよくあります。

うだるような真夏の暑さの中、音を聴いたからといって、物理的に温度が下がる訳ではありません。ですが「美しい音」が存在する次元に意識を合わせることで、気にならなくなるのですね。

日本人が日常の中に取り入れてきた、この素晴らしい精神は、現代のわたし達には少々欠けていて、かつ今こそ必要とされ、思い出されるべき大切な神性なのではないでしょうか。

周波数セラピーとは、日々の生活の中でズレていった心と肉体を

「音によって整えるチューニング」

であると、わたしは捉えています。

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バイオリンは、どのように音を出すか、ご存知でしょうか。

当然ながら、馬の尻尾が張られた弓で、羊の腸であるガット弦をこすって音を出すわけですが、ただ弾いただけでは、美しさとはかけ離れた「しずかちゃんの音」(ドラえもん)になってしまいます。

ストラディバリウスと安い楽器を聴き分けるテレビ番組が、たまに放送されていますが、わたしから言わせると、奏者の力量によるところが大きいのです。

素晴らしい楽器ほど、体の使い方が重要になるので、力で押さえ込んだ弾き方では、逆に安い楽器が近鳴りして、よく聴こえるというマジカルが起こり得ます。エゴが前面に出るタイプの奏者の場合、安い楽器と相性が合う、という側面もあるのでしょう。

レッスンの中で、わたしが一番大切にしていることは

その方独自の美しい音を、一緒に探し出すこと。

同じ楽器を使っても、人それぞれ千差万別、全く違う音が出ます。

長年、指導に携わっていると、これはもはや、その方の魂の音としか考えられなくなるのです。

それを明るみにするため、一番大切なことが、エンドピン(写真の黒いポッチ)を、どのような角度で声帯に当てるか。

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チェロやコントラバスはこれを床に刺し、底から部屋全体を振動させますが、バイオリンは自分の声帯を振動させ、背骨から踵まで音をスムーズに通すことで、身体そのものを共鳴楽器に置き換えます。(チャクラ調整)

それぞれが固有の、美しい音をお持ちなのは当たり前なのですが、どうやって良い音を出すか、に関して言えば、それは純粋にテクニックの問題なのです。

演奏のお仕事では、物質・非物質を問わず、その場に存在する荒い周波数を鎮めて、浄化していくことと、愛を伝えていくことを大切にしておりますが

周波数セラピーは、レッスンと演奏でわたしが行っているカウンセリングの合体版になります。

1. 魂の音(その方を代弁する一音)
2. 瞳の記憶(音域の幅)
3. 波動(和声)

これらをリーディングさせて頂くことで、その方の魂の音を演奏させていただく形のセッションが、今後の主な業務となります(笑)


あなたも、ご自分の音のマントラ、知りたくないですか?



そうですか _| ̄|○


次回へ続く。

へんてこなお話に、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!


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