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アジア現地採用あるあるトーーク

現地採用ってなにがいいんだっけ?

アジア現地採用インタビューの連載を開始してから、いろんな人の意見を聞いてあらためて自分でも考えた。

現地採用っていいよ! オススメ! とはいえ、わたし、そもそもなにがいいと思って現地採用やってるのかな?

留学やワーホリなら通学やアルバイトに限定されるから、ばりばり働くってカンジでもないし、青年海外協力隊(JICA)は年2回しかチャンスがないし、何回も選考があって大変。

それに比べたら、好きな時に行ける、嫌になったらやめても転職してもいい、帰りたくなったら日本に帰るという選択もできる。
これは私のような無計画の人間にはすごく良くて。

実務経験を積んで、資格を取って、まずはそれからって人もいる。
でも現地採用は若ければ若いほど内定もらえるので、入念に準備する人より今すぐ行動に移せるフットワーク軽い人のほうが向いているかも。

例えば、入念な準備としてどこかの企業に勤めながら駐在のポストを狙うとか。
実はこれってめちゃくちゃリスキー。

海外駐在の人事って私が見てきた限り結構適当。行きたい人が行けるとも限らないし、行きたくないのに辞令でしょうがなくきたっていう人にも会ったことがある。

もし計画的に物事を進める慎重派の人が、希望の会社に就職してコツコツと仕事して段取りや外堀をかためて。
いよいよ自分にも海外駐在のチャンスが、っていうタイミングで何かが起きたら。
その海外駐在のチャンスは一瞬にしてなくなるかもしれない。

すべての経験は無駄にならないので、また次の手を打つことはいくらでもできる。
でもきっと、入念に準備する人には大ダメージなんだろうな。

というわけで、行きたい時にすぐ行けると言うのが現地採用の魅力のひとつ。

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アジア現地採用あるあるトーーク

ひとりで考えてみたら、だれかに聞きたくなった。

さっそくアジア現地採用の友人たちにサクッと質問。この友人たち、もともとはTwitterの相互フォローがきっかけで仲良くなった貴重な存在。

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行きたい国も、住む場所も、付き合う人間関係も自分で選べる。
駐在員と比べて。

うーん。

駐在員と比べないと、現地採用の魅力って説明できないのかな。とはいえ私もひとりで考えたときは、駐在員みたいな会社員をイメージしてたし。

みんなから意見をもらいながら気になりはじめたところに、ドンズバな一言がやってきた。

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そうか、そうなんだ。
駐在員というポジションに対して、現地採用と呼ばれるのか。
それなら比較して語られるのも当然だ。もともと対になってる名称なんだから。

友人からの一言で気づかされた、現地採用という呼称で表される立ち位置。
でもそんなのはとっくに名前だけになっていて、現地採用として働く私たちはその自由な生き方を楽しんでいる。

現地企業に「来てよし」と内定さえもらえたら、いつでも行ける現地採用。

日本しんどい、なにかやりたい、って消耗してる人がいるなら、この自由な働き方をぜひおすすめしたい。

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現地採用のいいところ

自由度高く、自分の思い通りに人生設計できる

現地採用のいちばんの魅力はコレにつきる。

その国や土地が好きになって、もっといたいと思えば好きなだけ住めばいい。いちど海外転職を経験してしまえば、2度目3度目はハードルも低くなってるので積極的に行動できる。

たまたま出会ったあの子が実は運命の相手で、結婚して家を所帯を持つという人もいる。

まあこれは、いつクビになるかもしれないというリスクも含んでいるのも事実。だけど今の時代、終身雇用制度が破綻したといわれる日本で働いていたって同じようなものじゃないかな。

26歳で大学卒業して、28歳までフリーターだった私。「このままじゃ人生ヤバい。なにか一発逆転しないと。でもなにしよう」って悩んだ結果、いったん日本やめよう! で、シンガポールで転職活動してはじめての正社員に。

それから2ヶ国4社で転職して、給料は日本と変わらず、ゆとりのある働き方と年間3ヶ月分の休暇の両方を実現。日本にこだわらずに、自分の能力を評価される場所を探し続けた結果、私にとってはそれがシンガポールであり、中国深センだった。

現地採用いいよっていうより、好きなときに好きな場所で働いて暮らしたいっていう選択をした先にあるのが現地採用だった、ということなんだろうな。

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★スペシャルサンクス★

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