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ショートエッセイ集⑤ 〜綴ってきた思い出〜

『ショートエッセイ集』では、今までSNSで綴ってきた言葉たちをまとめていきます。その時々に思った言葉は、川の流れのようにどんどんと流れて忘れ去られていってしまうから、ふとした時に自分自身を振り返り、思いを馳せる…。
…そんな宝箱のような言葉の空間にします。



①もうすぐ寝たきり5周年になる。

お祝いをしようと思う。
よく頑張って死なずに生きてきたこと。

当時、小学生だった子供たちが高校生になり
中学生だった子供たちが社会人や大学生になってゆく。

とんでもない時間をベッドの上で過ごしているけど、
それなりに私は未来を切り拓いて歩んでいる。

② 一昔前では叶わなかった夢が叶う時代になった。

病気で寝たきりだけど、
ネットの発展のお陰で逆に
『ベッド上に皆さんを招き入れる』といった、
新しい形の音楽家になる夢を叶えてきた。

こういう夢が叶う時代のもとに生まれたから

『ベッド上から世界へ!』羽ばたく音楽家に私はなる。必ずなる。

③ 『事故で寝たきりになるとは怖いね。』と言われることがあるけど、

私は手術が成功して元の生活に戻れることを何よりも望んでいた、かつては。

度重なる手術に身を捧げたが叶わなかった。
本当は悔しい。戻りたかった。

元に戻れないなら、自分を奮い立たせて『叶う夢』を叶えていくことにした。

④ 老若男女問わず、いろんな人に愛される音楽を作る。

…そういうたんぽぽみたいな曲を描く作曲家になりたい。
たんぽぽはバラの様にお花屋さんで買う花じゃないけど
道端にどこにでも咲いていて、見る人みんなを笑顔にして和ませる。たんぽぽ知らない人はいない。
そんな身近な存在になれたらいいな。

⑤ 前向きだから創り出せるのではなくて、
創り出すことで前向きを描き出している。

これくらいして、
やっとのことで私の心は生きていけるのです。

⑥ チャンスはどんな時でも自分の隣にいると仮定して生きていくだけで、適度な安心感がある。
チャンスが見守ってくれている。

チャレンジはどんな時でも始めることができると仮定して生きていくだけで、未来を見つめることができる。
チャレンジが未来と自分を繋ぐ。

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