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ショートエッセイ集⑥ 〜綴ってきた思い出〜

『ショートエッセイ集』では、今までSNSで綴ってきた言葉たちをまとめています。
その時々に思った言葉は、川の流れのようにどんどんと流れて忘れ去られていってしまうから、ふとした時に自分自身を振り返り、思いを馳せる…。

…そんな宝箱のような言葉の空間にします。

①私は事故で寝たきりなる前に
『明日できていたはず』のことを
実にたくさん置いてきた。

明日が来ないことを知った。

人間が人間の形でこの世に存在できる時間は限られている。

だから、人間でいられる間は出来るだけ後悔が少なくなるように
『この瞬間を生きる』

自分にとっても人にとっても。


②死んでもいいと思えるほどの苦しみや悲しみはいくらでも転がっているのに、

生きる意味は誰も教えてくれない。

それを捜し求める旅に出かけること。
…それが人生だと私は思う。

③『ひかり』この曲、
当初は『夢叶うなら』という名で

この曲が誕生したのは5月のことでした。

当時は寝たきり状態で
ピアノが弾けるわけがないと思っていたけど

この曲を演奏したい!という強い思いが背中を押してくれて
私をピアニストにしてくれた曲です。


④病気で寝たきりになってからの出逢いのほとんどがSNSがきっかけで、
実際に会った人はほぼいない。

今日もこうやって
たわいもない会話をしたり
一緒に何かを作ろうとしたり
同じ方向を向いて走ってみたり…。

病気になる前以上に、SNSを通じて
同じ趣味の友達と出逢えた。
…そんな素敵な場所だ。

⑤あまり先のことを考えて生きると病むので、一歩先だけ見つめて生きている。

よくいろんな人から「これからどうするの?」と聞かれるけども、
これから先のことを知っているのは神のみ。私にも分からない。

それだから楽しい、それだから。

⑥『ひかり』の合唱が完成したのが夢のよう。

『こんなことしたいなぁ。』の幻の企画から、現実の合唱作品へと姿を変えさせてくれたのは皆さんのあたたかいお力あってのことです。
夢を叶えてくださりありがとうございました。
さぁ!次はこの合唱を世界に届けよう!



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