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故小坂 流加さんの最初で最後の小説『余命10年』。自費出版から15年の歳月をかけて映画化、原作本100万部突破!

 皆さん、こんばんは♪(❁´◡`❁)♥
 もう既にご覧になっている方は多いと思いますが、故小坂 流加さんの最初で最後の小説と言われる※『余命10年』が、自費出版から実に「15年」もの歳月をかけて、遂に映画化され、原作本は100万部を突破し、大ベストセラーとなりました。(※後に流加さんのパソコンからもう1作の遺作が発見されています)

 昨年からこの『余命10年』は必ずヒットすると言い続けてきたので、本当に予想を上回るペースでの100万部突破に驚いてもいます(笑)(//◡//)。流加さん、本当におめでとうございます。

 流加さん原作のこの『余命10年』の歴史について、もう一度見てみましょう。

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【小坂 流加さん原作『余命10年』の歴史】
・2007年06月: 自費出版として1000部刊行。
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・2007年12月: 企画出版として3000部刊行。
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・2017年02月: 加筆・編集直後に、小坂流加さん逝去。
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・2017年05月: 文芸社文庫NEOより10万→30万→50万部刊行。
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・2018年12月: 文芸社文庫NEOより『生きてさえいれば』刊行。
   ↓    (※小坂さんの遺作)
・2022年03月: 遂に映画化・全国ロードショー!
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・2022年04月: 原作『余命10年』が遂に100万部突破!
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 物語の主人公、『茉莉まつり』さんと同様に、原作者の流加さんは、難病に侵されていました。そして、2017年02月に、この『余命10年』の文庫化を待たずして、病状が悪化し、38歳という若さで、病気で亡くなられています。
 しっかりと編集段階を終えた直後に、自分の役目を終えるかのように、この世を去っています。もう、この映画とダブって、まるで流加さんの人生のドラマを観ているようでした……。°(っ´˘`°)°。

 自分も一昨年から昨年まで、もう数えきれなくなるほど手術をして、半年余り入院生活を余儀なくされていたので、主人公の茉莉さんの気持ちだったり、その原作者の流加さんの思いというのは、すごく理解できます。

 私も入院が1か月になった頃、「あと半年から1年、入院になるかもしれない」と先生に言われた時に、一度だけ「生きることをあきらめた」時がありました。
 でも、それは「生きたい」という人に対して、とても失礼なことだと気付かされました。

 多分、一生忘れないだろう、あの頃、入院中に病院の窓から見た、人々の忙しくしている姿。それが、とても「羨ましく」思えたこと。
 それすらできない人たちが、この世の中には沢山いることを教えてくれました。今が、この時が、この1日が、当たり前じゃないということに、気付かせてくれました。

 だから、今日1日を大切に、感謝を込めて生きて行ければと思います。
 この作品は、そのことを改めて教えてくれます。

 人生に悩んでいる方、生きることに疑問を感じている方、そんな方に、特にこの映画をご覧頂きたいと思います。
 必ず何か感じるものがあると思います。
 「生きたい」と思うはずです。

 観た後に、大切な人に「一緒に生きてくれて、ありがとう」と伝えたくなるような素晴らしい映画だと思います。。°(っ´˘`°)°。

 未来のオススメ映画です。思いっきり泣きたい方は、ハンカチ持参でご覧下さい。°(ˊ˘ˋ)°。

 それでは、明日も皆様にとって素敵な1日になりますように♪(´◡`)♥
 また次回をお楽しみに♪
 φ(_ _o)。○))))zzzZZZ…

2022年5月2日(月)

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