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「思いつき」と「ヤル気」は別物にしないと危険です

「お豆腐、買ってきてくれる?」

一人で外出させても
大丈夫だろう、と思った母親に
小学校入学前の私は
“おつかい”を頼まれました。


場所は徒歩圏内の商店。
お豆腐屋さんの他に
お肉屋さん、お魚屋さん
八百屋さん、雑貨屋さん・・・
個人で営んでいるお店屋さんが
いくつか集まった商店でした。



頼まれたお豆腐を買って
建物から出ようとした時、
当時、一番魅力的だった
お菓子屋さんの前で
立ち止まりました。

家でよく見かけるお菓子や
初めて見るようなお菓子を
ジロジロ。

しばらくして
私の視線の動きを止めたのは
いつも母親が食べていた
海苔巻きアラレでした。

「アラレを買って帰ったら
かぁさん、喜ぶかな。
いつもと反対こだな」
(ハンタイコ:方言)

そんな思いつきから
私はお豆腐と海苔巻きアラレを
買って帰宅しました。

「あれ。
アラレ買ってきてくれたの。
ありがとねー
休憩の時に食べるよー」

「いえいえ、どういたしまして」
などと思いながらも
私は心の中で、
ヤッタゼ!褒められたゼ!の
ガッツポーズ、歓喜の舞で
小躍りしていました。



この小躍りが
私にとって『楽しい』と
感じる事柄に定着するのに
時間はかかりませんでした。

幼少期、少女期
青春期、成人期・・・
時を重ねるにつれて
「これは本当に『楽しい』のか?」
違和感が生まれ出したのが
ちょうど20歳の頃でした。

自分が躁うつ病
双極性障害の気質を持つと
知ったタイミングです。

よく観察していくと
自分の中の「思いつき」
それを行動に移す「ヤル気」
取り扱い方が
本来の自分から方向性が
大きくズレていたことが発覚。

「思いつき」と「ヤル気」が
相乗効果を発揮している時は
何の問題もありません。

しかし、私にとって長い間
この二つは
<ワンセット>
存在し、成り立っていました。
そこへ私にとっての
「無理」が生まれてきたのでした。



あれから半世紀
このことを教えてくれたのが
私の魂の神殿
【お身体さま】でした。

私に対して
「しんどくない?」と
感じさせてくれたり、

動きを一旦止めよう
休憩を挟もう
「思いつき」を
全部やり切らなくても
いいんだよ、など
たくさんのサインを
送ってくださいました。

これからは、さらにさらに
大切に労わりながら
自分の身体に
接していきたいと思います。



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星野 華..:*☆☽

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