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泥の中にいたアラフィフが、地上に出て社会とつながり直すまで

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50代のわたしが「書くこと」で自分を取り戻し、ひとの中で生きられるようになるまでの話です。この過程は現在進行中でもあります。
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#人生の転機

手書きのノートから人生がひらく話

noteのプロフィールに「50代にして泥から抜け出し中」と書きました。 泥とは、自己否定と反省…

ホシノエミコ
11か月前
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「蔵の中はパンパンです、あとは出すだけ。」

2022年3月18日、わたしは緊張しつつパソコンの前に座っていました。皆川久美子さんにオンライ…

ホシノエミコ
9か月前
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荒ぶる自律神経との向き合いかたが希望をくれた話

2022年3月。HSP専門コンサルタント 皆川久美子さんのブログを読む中で、「ポリヴェーガル理論…

ホシノエミコ
10か月前
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自分語りを止められなかったわけ

2022年2月。新型コロナ発症後の療養も半年を過ぎましたが、よくなりかけては悪くなるを繰り返…

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HSP洞察系に納得し、過去のことを書き出したら人生が俯瞰できた

2022年が始まりました。 このころは武田友紀さん、山口由起子さんのブログに加えて、皆川久美…

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これまで描いてきた絵をあきらめる

2021年7月に新型コロナに感染して5か月。 夏から感じていた身体の冷えがひどくなり、入浴して…

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初めてのコーチングで望みの尻尾を捕まえる

2021年11月。山口さんと対面で90分お話しまして、終わったらすっかり圧倒されていました。自分の中の何かが激しく揺さぶられた感じ。その証拠に帰りの電車に乗るべくホームで椅子に座って待っていたけど一向にこない。30分経って「その場所には車両が来ない」ことにやっと気づいたのでした。 2年経ったいま、対話がもの凄い情報量だと気づきます。プロが、依頼者のために質問したり話をふくらませたりして核心に迫ろうとします。だからこちらも心身がフル稼働する感じでとても疲れました。(以後、対話

清水の舞台から飛び降りて、対話にお金を払う

前回のワンピース購入の少し前… 後遺症治療の合間に、本やブログを読み漁っていたわたしは、…

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53歳、初めてワンピースを買う

2021年、怒濤の夏が過ぎ、秋がやってきました。 粉瘤が化膿したり、白目に出血したり、やけに…

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タオルを替えて、潮目が変わりはじめる

ようやくたどり着いた耳鼻科での治療(上咽頭擦過療法 めっちゃ痛い)は効果を感じていたもの…

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日記を書いてみたけれど

この年(2021年)の4月から、短い日記を書くようになりました。 これが、「個人的なことをノー…

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家に帰ってからが大変だった

病状は一向に良くならず、食事で椅子に座るのが精一杯。 食事作りが出来る状態ではなかったの…

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東京オリンピックは新型コロナとともに

2021年7月。 (この熱っぽさとだるさは…イヤな予感しかしない。) 息子は39℃の高熱で、前日…

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気づいたらボロボロになっていた

(この連載は、2019年からこれまでに自分の身に起きたことを振り返って書いていきます。)  わたしは子育ての傍ら、細々とマンションリフォームや耐震診断などの仕事をしていました。  そこに、ある工務店を通じて住宅の設計依頼がやってきたのです。  聞けば「自然素材を使いたい」「素案はあるが変更して良い」「融資などで入居期限が決まってるわけではない」「事務所案件として直接契約可」と願ってもない条件で、ドキドキしながらもお引受けすることにしました。  個人事務所にとって「実績」