星美

原宿のデザイン会社に勤務しているクリエーター。甲州市にある築約200年とも言われるの古民家を息子と一緒に引き受け。今後どのように活用しようか思案中にてnoteに経過記録。その他雑感もつらつらと。

星美

原宿のデザイン会社に勤務しているクリエーター。甲州市にある築約200年とも言われるの古民家を息子と一緒に引き受け。今後どのように活用しようか思案中にてnoteに経過記録。その他雑感もつらつらと。

マガジン

  • 「明治時代(江戸時代)の建物」を「新しい場」にするまで

    築200年とも150年とも言われる古民家を引き継ぎました。息子と一緒にこの「古い家」を「新しい場」にしていく経過を記録しています。私がこの家で体験し、再現したいなぁと言う事も覚え書き。

  • ぐだぐだメンタル

    細かい事に些細な事にも気がついてしまう。カンがいいのは、いろんな事に気がつく結果だから。ウツも経験したけど、今は薬もなくなんとなくコントロールできるようになった。でもすぐ落ち込む。鈍感力がほしい。ぐだぐだなメンタルを自己分析する記事まとめ。

  • 子供だったし。昭和だったし。

    人生とっくに折り返し、思い出がふつふつと湧いてくる。もしかして死期が迫っているのかしら?(苦笑)と思ったり思わなかったり。昭和だったし、子供だったし、まけずぎらいだったし、泣いたし、の思い出を残してます。

最近の記事

  • 固定された記事

この家は、江戸時代の建物でした。

書き出しはいつも「築150年ぐらい?築200年ぐらい?まあ、要は詳細がよくわからない古民家を息子と一緒に引き受けました。」ではじめていましたが、この家は少なくとも189年以上であることがわかりました。 4月の時点で江戸初期の文書などを発見していました。その話は以下で記載しています。 今回、元蚕場の3階に保管されていたものを片付けたところ、また多くの古い文書が出てきました。崩し文字で読めないため、処分していいものなのか?重要なものなのかさっぱりわからないため、甲州市の教育委

    • 屋敷神の謎とき

      最後の投稿がちょうど2年前です。 その間、何をしていたかというと 古民家の活用を探り、いろいろなパートナーさんと画策しておりました。 残念ながらいい経過を辿る事ができず白紙に戻り また、模索しながらちょっとずつ家をメンテする日々が続きます。 この古民家が全く放置されていたわけではなく、 ご縁に恵まれて「帯締めポップアップショップ」を出店してくださる方がいらっしゃったりと、大リノベする事なく少しずつ人が寄ってくださるようになりました。 この2年間、3階に祀られている神様?!

      • 冬眠中

        すでに他界したおじいちゃんが90歳の時に書いた手記によると、江戸時代文政6年に建てられ、200年に少し届かないくらいの建物をなんとか活用しようと息子と活動中。 昨年、水使用問題により宿泊施設としてリノベーション計画が一旦ストップ。それからは、この冬の寒さで2回も水道管が破裂。ちゃんと水抜きしたり電熱を入れたりして養生はしていたんですけどね。さらに、友人がボランティアで池まわりの整備してくれていたところ、誤って近隣につながる水道管を切ってしまい、しばし断水させてしまうという事

        • 水が使えない。

          すでに他界したおじいちゃんが90歳の時に書いた手記によると、この家は江戸時代文政6年に建てられたらしい。200年に少し届かないくらいの建物であるという所までわかってきた。 3世代分の溜め込まれた家財を通いでの片づけはほぼほぼ終わり、この場を人が集まる場所にする方向でいろいろと進めてはきましたが、ここにきていくつかの問題点が出てきました。 この地域は市の水道が整備されておらず、地域の方々が過去から現在まで尽力されて生活に使う水を組合を作って管理されてきました。このお水を使う

        • 固定された記事

        この家は、江戸時代の建物でした。

        マガジン

        • 「明治時代(江戸時代)の建物」を「新しい場」にするまで
          36本
        • ぐだぐだメンタル
          3本
        • 子供だったし。昭和だったし。
          2本

        記事

          焼芋と繭盆とトトロのトンネル

          築189年以上らしい古民家を息子と一緒にこの春、引き受けました。この場を人が集まる場所にする方向で進んでいます。が、3世代分の溜め込まれた家財を通いでの片づけは続行中。 先日、息子とその友人の大学生たちがトラックと運転手さんの助けを借り、大物を笛吹クリーンセンターに運び入れ、だいぶ物は減りました。廃棄物を覆っていたブルーシートもなくなり景観も少し良くなってきました。 紅葉も進んできて日も短くなり、なんとなーく気持ちが焦ったり、もの寂しくなったりもします。 この半年、ワイ

          焼芋と繭盆とトトロのトンネル

          旅たつものたち、つながる人たち。

          築189年以上らしい古民家を息子と一緒にこの春、引き受けました。この場を人が集まる場所にする方向で進んでいます。が、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いでの片づけは続行中。 家の中は、ほぼほぼ分別が終わり大物を処分するところまで到達!裏の古屋も9割がた終わり、残るは最後の難関「横の古屋」のみ!ですが、季節は秋に移り朝晩が冷え込んでストーブが必要になって来ました。早く終わらせたい! ジモティーを使って様々なものが、次の持ち主に渡って行きました。困っていた「鉄の大物」もお

          旅たつものたち、つながる人たち。

          ジモティーで、お役に立てた事。

          築150年ぐらい?築200年ぐらい?まあ、要は詳細がよくわからない古民家を息子と一緒に引き受けました。この場がなんとなく宿泊施設になりそうな感じで動いている。が、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで未だ片づけ中。 宿にするにしても、何にしても不要なものはたくさん。まして宿にするとなると大物は処分せざるを得なくなります。以前、ジモティーを使って空っぽにしたというブログを読んだ事があり、不安を感じつつも試しに1-2品出してみました。まだ使えるし捨てるには忍びない物。価格は

          ジモティーで、お役に立てた事。

          秋 すこしずつの変化

          先日、古民家をあつかっている大工さんとお話をしていましたら、どうやらこの家は築180年ぐらいではないか?とのことでした。未だよく築年数はわからない古民家をこの春、息子と一緒に引き受けました。 でもいずれにしても3世代分が溜め込まれた家財を片づけなくてはならず、通いでせっせと励んでいます。 夏はあっという間に過ぎて、門脇の金木犀が咲きほこり家の中まで、あの香りが通り抜けていきます。 この場をどう活用するか、すこし変化が出てきました。ある会社と夏からお話をしてきたのですが、

          秋 すこしずつの変化

          「若者のすべて」を聴きながら - オトナの夏の終わり

          築150年ぐらい?築200年ぐらい?まあ、要は詳細がよくわからない古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 今回はフジファブリックの「若者のすべて」にのせて記録を綴ります。聴きながら読むことを強くオススメしたりもします。 前の週は、コドモパワー満載でしたが、21日−22日の週末は「真夏のピークが去ったとは天気予報士がテレビで言ってませんが」「世界の約束を知り、それなりになって また戻ってき

          「若者のすべて」を聴きながら - オトナの夏の終わり

          「まっくろくろすけ」出てくるぞ!

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 この旧家に本当に何年ぶりでしょうか?アサポンとノノちゃんの2人の子どもがやってきました。子どもの笑い声や泣き声がこの家に響きます。空き家日本一のこの県、そして超高齢化。私もそれなりの歳ですが、ここでは私よりさらに歳を重ねた人がほとんどで、地元の子どもはほとんど見かけたことがありませんでした。子どもがいるだけで家に未来を感

          「まっくろくろすけ」出てくるぞ!

          夏が来た!ちょっと歩けば作物長者!

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 そして夏がやってきました。 涼しいとはいえ日中はやはり暑い。裏のプラムも色づいてきました。収穫まではもうちょいの感じです。肉体労働中の水分補給にはやっぱり麦茶!おいしいです。飲んでも飲んでも汗として出て行くので、おしっこが黄色いです(失礼!) ラビリンスの2階の片づけ、3つある小屋の片づけなど、先行きはまだまだですが

          夏が来た!ちょっと歩けば作物長者!

          ご近所さんと、もっと繋がりたい。その2の「月のパン 月のジャム」

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 何回か通ううち、片付けもやらなくちゃいけないが、やはりこの地の人ともっと繋がっていきたいという気持ちが湧いてきた。そこで「人に会う」というアクティビティーを積極的に加えている。 今回、我が家まで来てくださったのは「月のパン 月のジャム」の作り手さんのスエザワさんと、このnoteに何度か記録させていただいている「もしもし

          ご近所さんと、もっと繋がりたい。その2の「月のパン 月のジャム」

          ハウススタジオに使えるか? 息子をモデルに検証!(笑)

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 片づけばかりでは、やはり飽きる事もあり、この家をハウススタジオで使えるか?!とちょっと検証。 目指すはファッション写真(笑止) まずは洋服のコーディネート。靴下が白はありえない!うーんなんだかコーディネートが良くない。そこは古着や未着用の靴下が大量に発掘されるこの家。ありました!上着に合いそうな色の靴下に履き替えてな

          ハウススタジオに使えるか? 息子をモデルに検証!(笑)

          はじめての草とり

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 ほーんと、イヤそうな顔をしております、我が息子。草とりがイヤなのか、草が飛んでくるのがイヤなのか?まあ、どっちにしても楽しんでない、自分の所有地の「はじめての草とり」です。 庭があって農地やら原野やらあったら、この季節のお約束のお仕事です。必須のお仕事です!東京生まれ東京育ちのおぼっちゃまから「やりたくないオーラ」が出

          はじめての草とり

          ご近所さんと、もっと繋がりたい。その1の「98WINEs」

          築200年ぐらい?と言われる、古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するか思案中のため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけ中。 何回か通ううち、片付けもやらなくちゃいけないが、やはりこの地の人ともっと繋がっていきたいという気持ちが湧いてきた。そこで「人に会う」というアクティビティーを積極的に加えることにした。 今回、押しかけたのは「98WINEs」さん。私たちの旧家からは車で10分ほど。地方では完全なる「ご近所さん!」。富士山が望める地にワイナ

          ご近所さんと、もっと繋がりたい。その1の「98WINEs」

          古着で「のれん」を作ってみよう!?

          築年数がはっきりしないが、築150年以上築220年以下だろう古民家を息子と一緒に引き受けました。この場をどう利用するかは、はっきりとは決まっていないため、とにかく3世代分が溜め込まれた家財を通いで片づけしながら、何ができるのか思案中。 伯父伯母の古着、おじいちゃんおばあちゃんの着物が膨大に残されている。毎日1着ずつお着替えしても、着倒せないのでは?というくらいの量である。お片づけでかなり汚れるので、農作業用の古着は結構役に立って使いまわしているが、それもせいぜい数着。 と

          古着で「のれん」を作ってみよう!?