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星々マガジン

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hoshiboshiメンバーの記事をまとめています。星々に住む人々のあれこれ。 https://hoshi-boshi.jimdofree.com
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#詩

第一詩集インカレポエトリ叢書8『聖者の行進』(七月堂)が販売されました!

本日(2021年3月25日)私の第一詩集、インカレポエトリ叢書8『聖者の行進』が七月堂さんで発売になりました! お買い求めはこちらから。 BASEはこちら! もう本当に感謝しかなくて……。 きっかけを作ってくださったのはフェリスで詩の授業をされていた城戸朱理先生。城戸先生とは詩集をどう出すか一緒に考えていましたが、むしろ今でよかったなと思います。 出版までの私の緊張していた心も含め、編集・組版・DTPに多大なご協力をいただいたのは朝吹亮二さん。感謝・感謝です。朝吹さ

【制作裏話】過去と未来の自分とお話しすること

こんにちはー! リアルタイム連詩真っ最中なのですが、私が思っていたよりだいぶみんなのんびりやっているので、ちょっと息抜き。 西荻窪の数寄和さん、来てみてね(私のリアルタイム詩も読めまーす!) 今日は私が創作しながらあれこれ思っていることについて。 私が「師」と仰ぐ表現者はたくさんいるのですが(ありがたいことです……)その中で、私とリアルで会って、アドバイスをいただいた方がいます。というかたくさんいるのですが、実際創作の話になると本当に限られた方しかいません。 私が大

ながおのラジオ、はじめました

いやーしゃべるっていいわあ。 どうも、長尾早苗です。 前回の投稿からかなり間が空いてしまいましたが……みなさまお元気ですか? 私は結構しゃべるのが大好きなんですが、在宅フリーランスという仕事の都合上、しゃべる人が普段なかなかいない状態なんです、ね。家族(の休憩時間)くらい? それでも、先日美容院に行って髪を染めてきたんですが、美容師さんとおしゃべりしていたら、「長尾さんナイスキャラだわ~」っていきなり笑いだされちゃって(笑) おばあちゃんになったら老人施設で伝説作りそ

【イベント開催】インカレポエトリ3号刊行記念イベント参加します

朝晩冷える日が続きますね~みなさんお元気ですか? 私は朝4時ごろから仕事をしているので、重ね着とぽかぽか靴下がないとやっていけません!(笑) まあそんなことはさておき。 インカレポエトリ3号 犀 刊行記念イベントが、西荻窪の数奇和さんで行われます!!! チラシも学生たちが作りました。すごいでしょ。 10月22日~25日の4日間で、詩の展示物あり、朗読パフォーマンスあり、のなかなか充実した内容になっています。 数奇和さんのHPでもアップされています。 私はオンライ

インカレポエトリ3号に寄稿しました

こんにちは! 最近詩のご報告ができていないな~とさびしい思いをしていた長尾です。 ついに! ついに! 念願かなって、インカレポエトリ3号が七月堂さんより出版されました! うわーい! ぱちぱち。 あの、もう若い熱量がね、半端なくてね、OGびっくりしてる(笑) 372ページ、だよ。372ページ!! だよ。 私は初参加ながら、巻頭に来てしまって、いいのかなあと少々気後れしてます。私は「誰かの毒薬の副作用」という詩を寄稿しました。 だってみんなすごいよ。 縦書き横書き

夏が過ぎゆく、オンライン合評

今日は、て、わたしブックス発行人の山口勲さんと共催させていただいた、詩のオンライン合評でした! 今回は告知前から参加希望人数が上限に達し、 大・大・大感謝です……! ご一緒させていただき続けてよかった……。 TwitterなどのSNSで告知できませんでしたが、内心にまにま、にまにましていました。 初司会だったので緊張に緊張を重ねてしまいました……でも和やかに、穏やかな雰囲気で進められたのでよかったです。 Google meetでオンライン合評だったのですが、いつもの

今の私がいちばんきれいであるために

茨木のり子さんが、好きです。 多分、詩人の中で尊敬している方の5本の指に入るくらい。 私は、今を「いちばんきれい」でいたい。 話はちょっと変わりますが、私は今回、自分の詩の原体験について書こうと思っています。 簡単に言ってしまうと、私の場合、「痛み」でした。 13歳の時にぜんそく外来でレントゲンを撮ったとき、背骨が横に湾曲していました。 両親と共に千葉に行き、すぐに入院。側彎症という、背骨が曲がっていって、内臓などを圧迫し、ひどいときには歩けなくなってしまう病気で

コロナの時代にコロナ詩を書くのは

たまには詩についてアツく語ってみてもいいかな~と思い、書きます。 私は今PMS(月経前症候群)の治療真っ最中にいて、さっきまで寝込んでたんですが、ふいに書きたい衝動に駆られて書いています。物書きってそういうところが困る。書きたくないのに書いちゃう。あるいは、よくわからない天にいるおじさんみたいな人に「書かされている」ことが多々、あるんです。 まあ、仕事で商業用の絵を描いているので、詩についてくらい好きなものを書かせろ~!と私の魂みたいなものが叫んでいるのかもしれませんが…

詩人、フリーランス主婦を歩む

いきなりですが、詩人として活動し始めて(書き始めて)10年になりました。 以前の記事でも書きましたが、現在私は、ストックイラストレーター兼主婦として暮らしています。 「自分の好きなことして家で仕事して暮らすなんて最高じゃん!」 と言われて、内心思うところも多々あるのですが、 「あはは~そうだね……」でだいたい濁しています。 学生の頃は、本当に、なーんにも考えてませんでした。心身ともに不安定だったし、詩を書いて本を読んで、本に毎日触って暮らせたらいいな、程度でした(甘

『詩と思想7月号』詩誌月評に載りました!

びっくりです、うれしいです……しか言えません。 北爪満喜さん達現代詩の会有志でつくった詩誌『ハルハトラム』1・2号が、詩と思想7月号の詩誌月評に載りました! 評してくださったのは白島真さんです。 北爪さんの詩全文と私の詩が引用されており、私がこの詩で伝えたかった「生きる明るさ」を感じ取っていただけたようで、とってもうれしいです! 実はまだ実感がわきません……苦笑 有無を言わさず力でぐいぐい生の明るみに連れていかれる。谷川俊太郎は「生きる」、友川かずきは「生きてるって

うたたね6号に寄稿しました

うたたね最新号、6号が昨日の夜届きました。 うたたねは今号を持って閉幕……ちょっぴりさみしいな。 思えば様々な合評会に誘ってくれた方々も、うたたねとポエケット経由で知り合った方ばかり。 本当にお世話になった、私としても特別な思い入れのある詩誌です。 今日は仕事も午前中で切り上げられたため、うたたねの最新号に寄稿した詩の制作について書いてみようと思います。 うたたねの表紙、本当に素敵だからみんな見て~! 今回寄せたのは「母の石」という短い詩です。 1月に家族で萩や

新月の現代詩の会・オンライン合評会

こんにちは! 今朝コメント書き終わってきました。 今日は新月で夏至で日曜日で父の日です! 昨日から、「明日はすごい日だ……」と思っていました。 私のよくやる空想なのですが、昔の農耕民族の日本のお父さんが、「今日は夏至だなあ……日が沈むのが遅いからがんばって耕すか」と働いて、新月の夜になってゆっくり家族に囲まれながら休む姿なんかを想像してしまいました。 昔の人は日が沈むまでが労働時間だったのですよね。日曜日は休んでいたのかなあ。まあそれは置いておくとして。 日と月と暦

満月を過ぎて~て、わたしブックスさんと詩のオンライン合評会【第三回】

こんにちは! 梅雨に入ったのか、雨の気配と湿度と共に夏を迎えた感じがします。 先日は満月でした。私はその前の晩に満月に近い月を楽しみました。 あの日は暑かった~! さて、先日になってしまいましたが、て、わたしブックス発行人の山口勲さんと共催した詩のオンライン合評がありました。 私自身今回はPMS(月経前症候群)になっていて、合評会4日前には頭痛や腹痛に悩まされていたのです。山口さんに心配をおかけしてしまっていたのですが、カーディガンを羽織ったり、くつしたを履いたり、と

詩「おまじない」について

エブリスタに詩「おまじない」を投稿しました。 私は小さなころいつもお下げ髪で、いつか「オズの魔法使い」のドロシーになるんだ!といつも言っていました。 まだコマ劇場があったころ、よくミュージカルの「オズの魔法使い」を見に行っていました。あの舞台、とっても素敵だったなあ。「虹の向こうへ」がとっても素敵な日本語訳でした。 この詩を書いたころは、1年前、結婚した当初だった気がします。 式を挙げてすぐだったんじゃないかな。 自分が憧れのウエディングドレスを着られたということ、