「それでも、顔を上げて生きていく」
みなさん、こんにちは。
2月最初の3連休。
特に予定も入れずに、ゆっくり今回のブログを書いている今日この頃です。
僕は、予定のない日は基本的に
自宅近くのスタバに行って
本読んでるか、映画観ているか、ドラマ見ているか、仕事でちょっとした作業をするか、勉強するか
はたまた、ただただボーッとするか、しています。笑
そんな休日、最近もっぱらドラマを見ることが多いです。
それも、韓ドラ。
社会人になる前は、基本的にドラマ自体そこまで見ていなかったのですが
Netflixに加入し、みなさんご存知の方も多いかと思いますが、『愛の不時着』を見たことをきっかけに
韓ドラにハマりました。
以降は、定期的に人気作品であろうものを少しずつ見始めるようになりました。
韓ドラは日本のドラマよりも1話の時間も話数も若干多いものが多いですが
見始めると一気に見入ってしまうくらい個人的には面白いので恐ろしいです。笑
そんな韓ドラの中で、特にお気に入りのドラマがあります。
それは
『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』
2018年に韓国内で放送されたドラマで
こちらの作品も人気だと思うので、ご存知の方も多いかと思いますが、簡単に概要を説明したいと思います。
大手建設会社の部長とそのチーム内の若い女性の派遣社員を中心に展開される物語で
部長は、美人弁護士の奥さんがいて、大手建設会社の部長であるので一見順風満帆に見えるが
奥さんには浮気をされ、さらにその浮気相手は大学時代のサークルの後輩でかつ自分が勤める大手建設会社の社長
さらに、その社長から左遷をされている始末
そんな中で変わらず毎日会社に通う日々に絶望を感じていた。
一方で、若い女性の派遣社員は、暗い過去を持ち
母親が残した借金を抱え、毎日のように借金取りに追われながら
体の不自由な祖母と懸命に暮らしている
借金を返すために時には手段を選ばずに働く、そんな自分の人生に希望を見出すことが出来ずにいた。
そんな2人がある事件をきっかけに
ぶつかり合い、そしてお互いの過去や今の状況に共感し、励まし合い始め
そして、周りの人たちの温かい繋がりも感じながら、自分たちなりの幸せのために日々を歩んでいく
踏み出す勇気と人の優しさを感じさせてくれる物語となっています。
出演している俳優さんや女優さんもとても華のある人たちで(派遣社員役のIUさんは、とても綺麗です。笑)
それだけでも十分見応えあると思うのですが
その部分を語るのと、物語の内容について深く語るのは
このブログの主旨からは逸れてしまうので
割愛させて頂きます。
※Netflix、Amazonプライム、U-NEXTでは見られますので
もしよろしければご覧ください。
このドラマの中で、主人公の部長が言うセリフがあるのですが
それが自分の中で、心に残っています。
「なんてことない」
「どうってことない」
この言葉だけを切り取ると、「なんじゃそりゃあ」となると思いますが
このセリフは、主人公の部長が
会社で理不尽な扱いをされた時や
奥さんの浮気の事実を知ってしまった時
辛い時や苦しい時に、自分自身に言い聞かせている言葉であり
若い女性の派遣社員に、そのようにしながら人は生きていくのだと
諭していた言葉です。
主人公の部長も言っていたのですが
子供の頃は、そういう状況になった時には
親や先生といった周りの人が、そのように言葉をかけて励ましてくれた、
ただ、大人になった今は自分が周りに言うべき言葉で
大人になった自分には誰も言ってくれる人はいない、だからこそ、自分自身に言い聞かせてなんとかこの人生を懸命に生きているのだと
自分も社会人になり
一人暮らしでもあるので
その言葉の重みを、痛感しました。
誰もが心苦しい時や辛い時がある
必要な時に必要な言葉や助けを出してくれる
そんな都合よく人生が回っているわけでもない
結局は、自分で自分を奮い立たせる必要がある
自分だけではない、大抵の人はその人なりの事情を抱えながら生きていることを想像して乗り切っていく
そして、そんな時も後々振り返れば
「なんてことない」「どうってことない」と
自分に言い聞かせることで、今を懸命に生きる
そういった思いや背景を思い起こさせてくれる言葉であると、感じています。
でも、やはり1人だけでは限界があることも
このドラマは気づかせてくれました。
そんな中でも、共感してくれる人がいる
そばにいてくれる人がいる
一緒に戦ってくれる人がいる
誇りを守ってくれる人がいる
どんな時でも味方をしてくれる人がいる
自分で言い聞かせながらも、心の奥底では
そういった人たちの優しさや想いがあるからこそ
奮い立たせる力というものは発揮するのだと思います。
とかく、「承認欲求」のみが独り歩きをして
「承認欲求」自体に否定的な風潮も見られますが
自分自身の価値を認めてくれる人の存在がどれほどその人に勇気を与えるのか。
その人がその人らしく幸せであるために、一歩踏み出す力にどれほどの影響を与えるのか。
それを自分が感じられるだけの余裕と受け入れの姿勢を、自分自身が作り上げていくことも同時に必要になりますが
それを作り上げるのも、やはり人の力なのだと思います。
ただ、幸せな状況の中でも、時には
打ちひしがられる時があると思います。
それでもやはり、人それぞれ方向が異れど
顔を上げて生きていく
いつものように、自分らしく生きていく
人との繋がりを通じて、そしてその心優しい言葉や行動を通じて
その人自身が本来持つ強さや優しさが自然と身につくのだと、今は考えています。
せめて自分の周りは、自分が大切に思う人には
自身の価値と誇りと勇気を大切にしてもらいたい
自分と関わることでより一層そうなれるように
まずは自分自身がそうなれるように、日々歩み続けたいと思います。
このブログを通じても、影響力というものを
日に日に感じるようになってきました。
模索の日々が続いていく、今日この頃でもありました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。
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