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『内向性』と自分の価値



皆さん、こんにちは。


1/3にスペインから帰国し、1/4には仕事初め
三連休も終わってようやく落ち着いた今日この頃です。

スペインでの幸せな経験から
余韻が若干残る中、今回のブログを書いています。

今回は、タイトルにも含まれている『内向性』
それにまつわる本を読んで、感じ思ったことを
書いていこうと思います。


その本は
ティム・ボリスさん著書の
『「ひとりが好きな人」の上手な生き方』

タイトルだけで、自分に向けられて書かれた本なのではないのか?と思い
少しばかり書店で立ち読みをして
買ってしっかり読むべきだと改めて思い
購入しました。

概略だけ簡単にご紹介したいと思います。

人は主に、外向型と内向型と呼ばれる2タイプの傾向に分かれるそうで
外向型の傾向が強い人は、人と積極的に関わることで話しながら考えをまとめたり、力を発揮することが得意な人で
内向型の傾向が強い人は、1人で静かに考えたり観察したりすることで考えをまとめたり、力を発揮することが得意な人になります。

特徴をそれぞれ簡単にイメージすると
外向型の人は、社交的で大勢の人と関わることが多く周りから好かれやすい人気者タイプ
内向型は、寡黙で1人の時間を過ごすのが好きな穏やかなタイプ
と言ったところでしょうか。

それぞれに特徴や強みを発揮しやすい環境があり
例えば、外向型の人と内向型の人では
同じ音楽を聴いて何かの作業に取り組む際に
外向型の人は、内向型の人に比べて音量が大きい方がより集中力を発揮しやすくパフォーマンスが良くなる傾向にあります。
一方で内向型の人は、外向型の人に比べて音量が小さい方がより集中力を発揮しやすくパフォーマンスが良くなる傾向にあります。

これが逆になってしまうと
外向型の人は、刺激が足りずにパフォーマンスが落ちてしまう傾向にあり
内向型の人は、刺激が強すぎてパフォーマンスが落ちてしまう傾向にあります。

以上はあくまでも一部分ではありますが
外向型と内向型のそれぞれの特徴の違いや
内向型の人が、内向性を正しく理解するための知識、及びそれを踏まえて生きていくうえでの考え方や行動の起こし方のヒントを与えてくれる内容となっております。

ちなみに、私は
内向型の傾向が強い人間であることがわかりました。
※どちらの傾向なのか知りたい方は
以下の項目を10段階評価して、10の割合が多ければ内向性が強い傾向にあるそうです。
・雑談は苦手だが、深い話は楽しい
・自分の発言は有意義な内容でなければならないと思っているので、自由気ままに話すのをたいてい控えている
・グループで話すよりも1対1で話すのが好き
・エネルギーを補給するために1人で過ごす必要がある
・話す前にじっくり考える
・グループでいる時は考えることが難しいが、1人でいる時はじっくり考えることができる
・話し手より聞き手になる事が多い
・他人と意見が対立する事はすごく嫌だ
・長時間、パーティーで過ごすと疲れる
・話の途中で遮られるのは非常に気分が悪い
他にも、「MBTI」という性格診断テストを実践すると、傾向度合いを示してくれます。


正直、この本を読んで
私は心がすごく楽になり、自分を今までとは違って捉えられるようになったと思います。

と言うのも
・内向型の人間と外向型の人間は、約半数ずつ存在していて、自分と同じような人が世界に約半数存在し同じような価値観や性格で生きているということを知る事が出来たこと
・外向型・内向型は、能力の優劣ではなく
育った環境や遺伝、脳の構造にそれぞれ起因しているということを知ることが出来たこと
・「自分から前に出て主張するのが苦手なこと」「考えすぎること」「自分の利益より他人や組織の利益を最優先にすること」ということが内向型の特徴であり、それは価値になり得るということを知ることが出来たこと
それらを知ることが出来たのが、自分の中で
これからどう生きていくべきなのか
考える新たな指標になり
そして、自分に改めて価値があると思わせてくれて、勇気を与えてもらったので
本当に良かったと思いました。

今の世の中も
そして、自分のこれまで歩んできた人生
特にサッカーというスポーツの世界も
とかく外向型が活きやすく評価されやすい風潮であり仕組みになっていると思います。
それは、外向型の人にも良さがあり、目立つので至極真っ当なことだと思います。

ただ、自分の中でどこか、それが本来あるべき姿なのかと引っかかる部分もありながら
とはいえ、そういった環境である事実は変えられず
そこと比べて自分はまだ能力的に足りていない、むしろ劣っている
というような見方に近い形で
今まで生きてきたと思います。

決してそんなことはない、と
決して目立つ存在ではないが、謙虚さと他人や組織の利益を最優先に考えられる内向型の人には価値があるのだと
そういった人たちでもありのままで、活きられる世の中を生み出し貢献は出来るのだと
人の背中を優しく押してくれる、力強く前向きな言葉に溢れておりました。

その結果,人に対する見方、世の中に対する見方も変わったと思います。

「知る」ということの重要性を改めて知るとともに
自分の価値を正しく評価・認識する大切さも知ることが出来ました。


そして、より自分の価値というものをもっと高めていきたいと、強く思いました。
自分の価値を高めることで、自分が幸せになり自分の手に届く範囲で、より多くの人に影響を与えられるようになること
仮にこの外向型・内向型の話も、自分の価値・影響力が大きければ、同じく悩みを抱えている内向性の人を助けられることが出来るかもしれない
その可能性をどんどん増やしていきたい
そういう意味で、自分の価値をどんどん高めていきたいです。

そのためにはより多くのことを「知る」こと。
さらに学びを続けていきたいと思います。


以下にAmazonの商品ページのURLを記載しますので
もしよければ、参考頂ければ嬉しいです。


最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次回、お会いしましょう。


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