「死の恐怖」との付き合い方(3)
あなたは、「死者の世界」というイメージというか概念をどう思いますか?
あるいは、そういう「世界」を感じたことはありますか?
いわゆる霊感の強い人とかは、多分そういう「世界」の存在を当たり前のことと思っていることでせう。
また、日本の伝統として盆暮の帰省とか、墓参りとか、そういった行動の底のところには、少なくとも「先祖の霊の世界」があるという前提が根付いているんじゃないかな。
我が大先輩にして大哲学者の三木清先生も、「死者の国はある」という方に賭けると仰っていることだし。