忙しい母子家庭(父子家庭)の方へ望みたいこと2つ
①「子ども扱い」しないこと
②子どもに関心を持ち続けること
ざっくり言うと、この2つです。
そして、タイトルは「忙しい母子家庭(父子家庭)の方へ」となっていますが、全ての親の立場へおられる方へ向けたものです。
また②の子どもを「生徒」や「社員」「メンバー」などに置き換え、①の子どもを「若もの」「未熟もの」「はれもの」「邪魔もの」などに置き換えると、人と接する人全てに向けたものでもあります。
何故タイトルを「母子家庭(父子家庭)かと言うと、よくメディアなどで、そういう状況が大変だったというエピソードを目にするからです。
確かに忙しいと、子どもと接する時間は物理的に少なくなるし、「十分な子育てができなかった」という感想を持つかもしれません。
しかし、逆に家庭に余裕があり、どんなに子どもと接する時間が長くても、①②がうまくできていなかったら、子どもは真っすぐには育たないと思います。
少しだけ補足したいと思います。
①「子ども扱い」しないこと
もちろん経験も能力も未熟なのですが、命の尊厳は同じ相手として、もっとも基礎の部分に「リスペクト」を置くべきです。
そうすれば、自ずと子ども扱いしないことへ繋がると思います。
②子どもに関心を持ち続けること
物理的に子どもと関わる時間が少ないことと、子どもに関心を持たないことは別です。
接する時間が少なくても、関心を持って接することは出来ます。
関心さえあれば、一瞬の表情や仕草からも、多くの情報を得ることができます。しかし、勝手な推測や思い込みは厳禁です。それは「子ども扱い」に含まれますので。
それ以外にも、子どもの持ち物、書いたもの、言ったことなど、関心さえあれば得られる情報は限りなくあります。
例え裕福でなくとも、接する時間が限りなく少なくても、①②を大切していれば、親子(保護者と児童)の間に信頼という絆が生まれるはずです。
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