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努力できる人と努力できない人の違い


 こんにちは、りょーじ(@Horse Value)です。今日はいつもお話ししている「馬から学んだこと」というよりは「馬術というスポーツ経験を通じて学んだこと、感じたこと」をお話ししていきます!


 テーマは、努力できる人できない人、何が違うのか?ということです。


 とはいえ僕は、努力できる人とできない人が「生まれつき違う」のだとは思いません。そこには何らかの条件があるのだ、と思っています。

 これは僕自身が馬術というスポーツをやってきて、周りの人からストイックに努力している、と見られていた一方で、自分としてはそこに全く苦痛がなかった、という体験からお話ししていくものです。

 僕は馬といるときにある条件を満たしていたために、努力することができたのだと思うのです。

 今日は「この条件を知って納得すると、自分自身が努力できたりできなかったりすることが腑に落ちるだけでなく、他の人に共感できるようになる」ということを目標としてここからお話を進めていきます。

 いきなりですが、努力できる人の3条件を書いていきます!

①直感的に試し成功した体験があること
②失敗した痛みを乗り越えられること
③成功しない方がいい理由がないこと

 これが努力できる人の持つ3条件だと思います!

 もちろんこの3条件を揃えるために周りのサポートや環境が必要です。とはいえ、この3条件を知れば、自ずからそれを整えるためにどのような環境が必要なのか、どう作り出していくのかが見えていくでしょう。

 では一つずつ見ていきましょうか。

直感的に試して成功した体験があること


 成功体験は努力のエネルギー源です。失敗から人は学ぶ、と言いますがそれは失敗した後に成功してから学ぶのです。

 失敗が教えてくれるのは「これをやってはダメだ」ということでしかありません。もちろんそこから学ばないとずっと同じことの繰り返しということもありますが…失敗への向き合い方は2つ目でお話ししますね。

 とにかく、成功体験がなければ私たちは何をしたらいいのか、ということを知ることはできません。

 これは「〜てはいけない」という思考法ではうまくいかない、というところにも繋がります。これについては下のリンクから読んでください!

 そして、もう一つの要素として必要なのは「直感的に感じてやってみたトライによって成功を収めること」です。これが「楽しさ」の源泉になります。

 ゲームが面白い、ということの理由は直感的にこうかな、と思ったことが成功する楽しさを味わえるからだとも言われています。

 多くの人が自分の好きなことならば、説明書を見たり、知識に頼ったりすることなくトライ&エラーで前進しつつ、だんだん上達していくということが起こるのではないかな、と思います。

 まずはそんな原体験を作る、つまり直感からの行動が成功して脳汁がブシャーっと出るワクワク体験をする、ということが大切になります。

 これが私たちの努力のエネルギー源です。

失敗した痛みを乗り越えられること

 とはいえ、トライ&エラーをして大きな失敗をしてしまうことはあるでしょう。ゲームの世界ならばGame Overと表示が出るだけですが現実はそうはいきません。

 必ず失敗は精神的もしくは身体的痛みを伴います。そして、これを乗り越えるということが努力だと捉えられていることが多いと思います。

 この失敗からの不安を克服する方法は「成功体験」です。

 また戻ってしまったやんけ!と思った方。だからこそ、不安を克服する努力について話す前に「成功体験をしたことがある」のが重要だとお話ししたのです。

 つまり、直感的成功体験なしで失敗をしてしまったらどんなに意志が強くてももう努力は機能しないということなんです。順序が大切で、その順序をうまく行うにはここでも周りのサポートが必要なわけなんです。


 ここからは一度以上成功体験がある上で、失敗を乗り越える、つまり新しい成功体験を作り出すにさどうすればいいのかをお話しします。

 ここで重要なのは、恐れの感情を拭い去ることを意識しすぎて「怖くない!」と思うのではなく「怖い」と思っている自分からスタートすることです。

 まずは「怖い自分をオッケーとした」上でそこからそれでも成功できる準備やイメージをしていくことが大切です。ここでイメージトレーニングについて書き始めると長くなってしまうのでそれはまた次回以降にしましょう。

 こちらでも少し触れたので読んでください!


成功しない方がいい理由がないこと

 さて、この見出しだけを読んでなるほどね、と思えた人はいないんじゃないかな、と思います。

 ですが、実は努力できない、やる気が出ない人のほとんどがこの条件で止まってしまっています。

 成功しない方がいい理由がないこと、を裏返すと、成功しない方がいい理由があることとなります。つまり、多くの努力できない人は、成功しない方がいい理由がある、ということなんです。


 どういうことなのでしょうか。

 ここには人間関係が多く含まれます。例えば、自分がうまくいった!と思った時に、コーチから叱責されたとします。そしてそんな痛みを強く持ってしまうと…それなら成功しない方がいいよな、となってしまうのです。

 周りから見ると、やる気がなくなった、と見える現象です。よくありますよね。実はこれは非常に重要な局面なのです。

 さらに厄介なことは、自分自身にとってもそれが努力を妨げる理由だと意識されることが少ないとあうことです。結果的に「なんかやる気が出ない」という状態になりがちです。


 これが「成功しない方がいい理由がある」状態です。成功することの痛みを味わいながら喜びを獲得するよりは、痛みを避けることが人間にとっては自然です。

 ここまでの説明では、分かりやすくするために周りの環境のせい、という書き方をしました。でも実は努力できる人というのはそれをうまく対処している人だとも言えるのです。

やる気のない自分を何か理由があるのだと認め、それを見つめることが大切

 その対処方法は色々あるでしょう。ただ重要なのは、まずは自分がやる気がなくなった原因となる痛みを見つけ、見つめることです(その出来事や相手を憎むことではないので注意です)。自分のやる気がなくなった理由が分からず、やる気のない自分に嫌悪感を持ったり諦めたりするのはやめてください。

 やる気がなくなる、というのは」怠け者で努力ができないから」ではなく「何か正当な理由があるから」なのです。それを見てあげれば自然と対処法は自分なりのものが見つかるでしょう。

 改めて、今日は努力できる人の3条件を見てきました。いかがでしたでしょうか?

 なるほどな!と思ったら、スキや各種SNSで拡散してもらえると、僕の成功体験となってnoteの筆が進みます(笑)

 明日も一日頑張りましょう!

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