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アメリカ合衆国の2022年の冥王星リターンまであと1年〜江戸幕府の終焉を例に〜

毎日投稿133日目。今日は、アメリカ合衆国の冥王星リターンについて触れたいと思います。

冥王星の公転周期は約248年ですので、一人の人間の一生で冥王星リターン(プルトリターン)を体験することは無いのですが、国家や組織だと経験することは充分にあり得ます。

直近で冥王星リターンを体験しそうな国家や組織と言いますと、2020年11月5日現在、国のトップを決める大統領選で、不正選挙や法廷闘争で大混乱しているアメリカ合衆国です。

冥王星リターンで起こることは、国家や組織の「破壊と再生」です。元の形で再生できるかはともかく、今まで積み上げてきたものを無にするような破壊的な出来事はおそらく起こるでしょう。現在のアメリカ合衆国の混乱ぶりを見ると、信ぴょう性はありますよね。

◆トランジット冥王星がアメリカ建国図のMCとASCを通過した年には?

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アメリカ合衆国の建国年月日は1776年7月4日です。建国の時間は諸説あるものの17時10分が有力です。

その時間と仮定すると、トランジット冥王星がMC(天秤座1度)を通過したのは1973年ですが、ブレトンウッズ体制(アメリカ合衆国ドルを基軸とした固定為替相場制)が終了し、変動為替相場制に移行しています。

また、ASC(射手座12度)を通過したのは2000年~2001年ですが、2度目の通過をしたのは2001年9月頃で、世界同時多発テロが発生しています。

このことから、17時10分説は信ぴょう性が高いと言えるではないでしょうか。

◆冥王星リターンはいつに発生するか?

冥王星の順行と逆行、オーブ前後1度の誤差で考えますと、2021年3月~5月、2022年1月~2023年1月、2023年8月~11月の3つの時期です。特に、2022年は、2月、7月、12月の3回もぴったりと重なります。

「2022年」世界史に残るような大きな破壊的な変化が起こるでしょう。

マンデン占星術で2ハウスは、国の財政や金融市場など”お金や財産”に関わることを指すので、例えば、「ニューヨーク=世界の金融の中心」というイメージが変化するのかも。2020年12月のグレコンも、アメリカ合衆国の建国図では2ハウスで起きるので、デジタル通貨の導入に伴う人民元の台頭など、”お金”に関する世界的な共通前提が変化するかもしれません。

◆江戸幕府の冥王星リターン

冥王星リターンの過去の例を挙げるとすれば、日本の江戸幕府です。江戸時代は1603年に徳川家康が征夷大将軍に任命された時から始まったというのが世間一般の認識だと思います。

しかし、1603年当時はまだ、関ヶ原の戦いでの西軍の残党(豊臣の家臣など)が残っていたので、徳川家が日本を完全に統治しきれたとは言えないはずです。1615年の大坂夏の陣で豊臣家が完全に滅亡したので、そこから本格的な江戸幕府の開始とする解釈も出来るわけです。

また、江戸幕府の終焉は、1867年の15代将軍の徳川慶喜による大政奉還というのも世間一般の認識だと思います。ただし、1860年の桜田門外の変で大老の井伊直弼が暗殺された以降は、江戸幕府の権威が徐々に無くなっていったので、桜田門外の変が発生した日を江戸幕府の実質的な終焉とする解釈も出来るわけです。

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完全なご都合主義ですが、

・江戸幕府の本格的な開始=西暦1615年6月3日(大坂夏の陣)
・江戸幕府の実質的な終焉=西暦1860年3月24日(桜田門外の変)

とすると、オーブ1度未満の誤差で、冥王星が牡牛座7度でちょうど重なります。まさしく、冥王星のタイトなリターンです。

◆最後に

冥王星リターンに関しては、もう少し具体的なサンプルが欲しいですね。アメリカ合衆国の建国図については、いつか記事にするつもりです。

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