岸部四郎さんを偲んで

毎日投稿82日目。今日は、2020年8月28日に亡くなったミュージシャン、司会者とマルチに活躍した岸部四郎氏を占ってみたいと思います。

たぐりょうとしては、「自己破産から復活した唯一の芸能人」というイメージでしょうか。「ルックルックこんにちは」という全国ネットの朝のワイドショー番組の司会者が借金問題を抱えて、しかもそこから復活したなんてこの人ぐらいしかいないですから。

◆ホロスコープを読んでみた

1949年6月7日生まれ、出生時間不明、京都府京都市出身です。

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太陽双子座、月天秤座です、どちらも風のサインですので、好奇心旺盛で社交性も抜群にあります。

風のサインに天体が多いので、情報が多く入ってくる反面(まさしくワイドショー番組の司会者なんて天職!)、フラフラと人生の軸足が定まらない傾向があります。ミュージシャン、司会者などとマルチに活動しているので、音楽一本というこだわりもそこまで強くなかったように見受けられます。また、水サインに天体が無いので、情にほだされるタイプでは無かったのでしょう。

ネイタルチャートを見ますとソフトアスペクトが多いので、Tスクエア持ちのように死に物狂いで人生を切り拓くというより、周囲からの助けや導きで人生何とかなっていきます。「ザ・タイガース」に所属したのも、実兄の岸部一徳氏の誘いですし。

◆借金問題で自己破産にまで陥らせたアスペクトは?

借金問題で自己破産に陥った要因となるアスペクトは二つあります。

水瓶座木星(青丸)を頂点とする、双子座金星天王星コンジャンクション(赤丸)、乙女座土星(赤丸)のヨッド

金星と天王星がタイトにコンジャンクションしているので、芸術や美術系統には興味を持ちますね。自己破産前は、骨董のコレクターだったというのがそのコンジャンクションらしいエピソードです。

双子座の金星天王星コンジャンクションと乙女座土星がセクスタイルですので、本来であれば程よく美的センスが発揮されて、浪費家にはならないはずです。

しかし、水瓶座木星がヨッドの頂点として関わっているため、セクスタイルが悪い方向に発揮されてしまった、すなわち、趣味の分野で無秩序な拡大に至ってしまったのでしょう。

②天秤座月と水瓶座木星のスクエア

出生時間が不明のため月の正確な位置が分からないのですが、月と木星はタイトなスクエアだったと予想されます。月と木星がスクエアですと、物事を楽観的に捉え過ぎてしまったり、金銭面でルーズになったりします。

事業を手広く展開し過ぎたり、友人知人の連帯保証人に次々となってしまったのは、このアスペクトの影響かもしれません。

◆朝のワイドショー番組「ルックルックこんにちは」を降板した日のトランジット天体とネイタル天体のアスペクトを読んでみた

朝のワイドショー番組「ルックルックこんにちは」を降板したのは、1998年4月6日です。自らが経営した会社が不渡り手形を出してしまって資金繰りに行き詰ったので、番組を降板したようですね。その日のトランジット天体とネイタル天体のアスペクトを読んでみましょう。

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まず、ネイタル木星とトランジット海王星がコンジャンクションしているので、実力以上に浮かれていたり、金運も恵まれている状況にあります。億単位の借金を抱えてしまったということは、裏を返せば、借金できるだけの資産や社会的な信用はあったということです。

しかし、トランジット火星とネイタル月、トランジット土星とネイタル月がそれぞれオポジションになっているので、金銭的な損失や地位や名誉の喪失が起こりやすかった時期でした。

◆最後に

ソフトアスペクトが多いネイタルチャートはなかなか拝見しないので、大変に勉強になりました。ただ、土星を鍛えないと、人生の後半がハードモードになってしまうのかなとは想像しました。

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