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小笠原諸島本土復帰(1968年6月26日正午)のチャートを読んでみる。

毎日投稿87日目。今日は、小笠原諸島がアメリカの施政下から復帰した1968年6月26日正午のネイタルチャートを読んでみたいと思います。正午は、本土復帰記念式典が行われた時刻です。

小笠原諸島は世界自然遺産にもなっているので、一度は行きたいと思った方も多いのではないでしょうか。たぐりょうは、一度だけ行ったことがあります🙋‍♂️

◆前書き(背景説明)

なぜそのチャートを題材にしようかと思ったのかと言いますと、土地の性格や運気は始原図を使いますが、ある一点の日時を境にして人間が住み始めたパターンのほうが正確に占えると考えたんですね。
日本国内でそのような場所がないかなと探していたら、小笠原諸島(父島、母島等)が思い浮かびました。

1968年に本土に復帰はしましたが、1944年の本土疎開から本土復帰までのアメリカが支配していた間は、沖縄と違って日本人の居住が許されていませんでした。

戦前の小笠原諸島は本土から入植してきた移住者と、明治以前にグアムなどから入植してきた欧米系住民の子孫が入り混じっていました。しかし、アメリカの施政下では欧米系住民の居住だけ許されていたので、日本の島なのに日本人が住めなかったのです。

1968年の本土復帰以降は、行政、法律、教育などが完全に日本と同じルールになりましたので、名実ともに日本の一員としての再スタートを切ったのであります。

◆ホロスコープ(始原図)を読んでみた

1968年6月26日正午に設定しました。

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戦後の東京都小笠原村のネイタルチャートとも言えますが、太陽蟹座、月蟹座ですので、村民と村のトップ(村長、村議会)が大きく対立することがなく、まるで身内のような関係になります。

蟹座に太陽、月、水星、火星と天体が集中しているで悪く言えば身内以外は排他的になりますが9ハウスですので、地縁や血縁がない外部の未知の人間を受け入れるような「ステップファミリー」みたいなものでしょうか。実際に、日本全体で人口減少が進んでいる今も、小笠原村の人口は移住者により年々増えています。

MC付近で月と金星がコンジャンクションしているので、独自の文化も洗練されながら発展していき、親しみやすい村民性です。

MCのサビアンシンボルは蟹座11度「しかめっ面をするピエロ」で、独自の感情表現で周囲に影響を与える意味です。今後も小笠原の文化が独自の形で発展していき、世界に影響を与えていくことが社会的な目標だと読めます。

◆最後に

土地や都市の始原図だと、皆さんはどの場所が気になるんでしょうか??
ただ、その生年月日を決めるのがなかなか難しいですが💦

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