どうして業務連絡で電話を使うのか

最近SMSでこんな業務連絡が届いた。
「お伝えしたいことがございますので、お手隙の際に折り返しのお電話いただけませんでしょうか」

おい!と思った。
先方は私のメールアドレスも知っている。その「お伝えしたいこと」やらをSMSなりメールに書いて送ってくれればいいじゃないか。なぜそこまでして電話にこだわるのかがわからない。

私も電話を使うことはあるが、雑談など無駄話をしたいときのコミュニケーションツールとして使う。相手が出なくても、無視されても、怒ることは当然ない。

業務連絡であるならば必ず相手に要件を伝えたいはずだ。それに時間を共有しなければいけない電話を用いるのはとても非効率的ではないだろうか。相手が手元にスマホを持っていないとき、充電が切れているとき、スマホを使えない環境にいるとき、などなど。このように電話に出られないケースは多岐にわたる。

お互いの都合が合わず何度もかけなおしたりする人を見ていると、「?」となっていしまう。

居酒屋でのアルバイトで、忙しい時間帯に電話がかかってきて作業を止めなければいけないことが多々あった。翌週の予約の電話だったりする。「これ今対応する必要なくね?」と心の中で思いながら対応していたことを思い出す。

そもそも私は業務連絡としての電話が嫌いだ。目上の人との電話はもっと嫌いだ。お互いに不快感を感じながら電話をする必要なんてないと思う。今はメールのみならず、SNSなどのチャットツールが存在する。電話するよりも早く要件を伝えられる場合も少なくないのではないだろうか。

「電話での報連相は当然で、メールでの報連相は失礼」という認識は今の若者にはほとんどないはずだ。今後我々の世代が中心になっていく世の中なのだから、私は頑なに電話を拒否し続けようと思う。世の中にはこういう頑固な人がいるということを、読者の方は把握してほしい。


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