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【"まちづくり"】

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#商店街

『商店街』に何を期待するのか?

『商店街』に何を期待するのか?


【はじめに】

今回『商店街の復権』を読む中で【商店街に何を期待するのか?】一緒に考えられれば幸いです。

2020年(令和2)に中小企業庁 地域経済産業グループから報告(提出)された「地域コミュニティにおける商店街に期待される新たな役割と支援のあり方」を添付します。

【商店街に関するレポート】

研究ノート
コ ミュニテ ィ型小売業の行方
経済地理学年報 第43巻 第1号 (1997)

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『商店街の復権』を読む

『商店街の復権』を読む

タイトルが『商店街の復興』ではなく
『商店街の復権』そのためには!?

【はじめに】

商店街は過去の遺物ではなく、新たな動きが見え始めている。
若い世代がカフェやコアワーキングスペースなど、コミュニティの拠点として商店街に関心を向け、クルマで買い物に行くのが難しい高齢世代が商店街に足を向ける動きも出てきた。

カバー袖の文章より。

【時代の流れをみる】

私が生まれたのは、1950年(昭和25

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【私的考察】商店街について

【私的考察】商店街について


【はじめに】

中心市街地商店街の衰退は、流通革命に代表される問屋無用論。

つまり、それまで地方の卸売業(問屋)として機能していた中心市街地の商店が、その機能をしなくなったからだと思います。

また、一般的には 大規模商業施設や通販の発達などが原因とも言われています。

【『流通革命』を読む】

【町屋(まちや)】

もともと「町屋(まちや)」と云うのは「職住一体(路面の前は店舗、奥が住まい)

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『商店街はなぜ滅びるのか』を読んで

『商店街はなぜ滅びるのか』を読んで

【新しい「商店街」の理念】商店街は、人々が集まった場所(住宅地に近接)に、人々の生活(賄い)のために自然発生的に出来た。

現代になり、職住分離により人工的に商業集積が行われた。(SC/shopping centerなど)

かつての商店街は、生活(賄い)のための商業集積と云う役割りを終え、どう再構築するのか?

『商店街はなぜ滅びるのか』新雅史 著
光文社新書 (2012.05.20)

本文よ

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