2019年11月の記事一覧
G線上のあなたと私 第7話 誰もが揺らぐ(登場人物をエリクソンのライフサイクル論に当てはめてみた)
どんなに大人になっても感情が揺らぐ時はありますよね。
原作との完全なる違い理人が結愛からの好意を「気持ちには応えられません」ときっぱり断った時と、理人が也映子に「今はあなたのことが」って言った時に原作との完全なる違いを理解しましたよ。也映子の就職が決まるタイミングも原作より非常に速い。これまで原作との比較をしながら見てきたけれど、7話目にて覚悟が決まった。もう原作との比較は控える。原作も大好きだ
G線上のあなたと私 第6話 延長線上の恋とか愛
人間愛の延長線上に恋や愛があるのか。それとも恋や愛の延長線上に人間愛があるのか。
私達 全然違いますね也映子と眞於を同い年に設定した理由がやっとわかったー。婚約破棄された同士で星座も血液型も一緒。だけど眞於ばかりがみんなの気持ちを集めていて、普通である私のことは誰も見ていない。卑屈モード全開の也映子に対する眞於の毅然とした態度の美しいこと!
クラスの最上位女子に見られてきた眞於はこれまでも同じ
G線上のあなたと私 第5話 無限の星空と有限の時間
「後戻りなんてできないんだよ、人も時間も」
前回の余韻を引っ張らない眞於に蕎麦湯を勧められても「ちょっと今はいいです」と胸いっぱいな理人。「眞於、理人を弄ばないでくれ…」と思っていたら、理人が理学療法士専攻にいる意味がやっと出てきた!
しかしこの作品は、前回のときめき場面を余韻に持ちつつ見ると状況の変化に愕然としますね。第4話の手繋ぎ場面から物語の時間は経過しているけれど「あれ?全部無かったこ
G線上のあなたと私 第4話 無自覚の好意がにじみ出てるよ
G線上のアリアの「アリア」は叙情的という意味。今回は心の動きが表情や行動に自然に出るような回でしたね。
婚約破棄された者同士である也映子と眞於「人を好きになるとか、本当暴力です。小暮さんもそう思うでしょ?」という眞於の言葉。理人の好意に対してというよりも、自分を振って芙美と結婚した侑人と、すがる気持ちをぶつけた眞於自身に言っているようにも聞こえる。
その後の教室でのモノローグ「ホント全員被害者