中学生・高校生!その親御さんに読んでもらいたい!英語学習の遍歴 ~前編~
この記事では、私がどのようなステップを踏んで英語を学んできたかについて紹介します。前編は主に中学・高校生向けの内容になるかと思います。
具体的な学習方法や留学については、また別の記事でシェアしていきたいと思っています。
目次
1.英語学習のはじまり
2.落ちこぼれ期
3.英語学習の転機
4.伝えたいこと
1.英語学習の始まり
私が初めて、学ぶという意識を持って英語に触れたのは、小学校5年生頃です。
それまでは、特に勉強等はしていませんでした。
きっかけは、母親から当時流行っていた駅前留学のNOVAに行ってみる?と言われたのが始まりです。とりわけ、英語に興味はなかったのですが、(小学生らしく)入会特典でついてくるカバンとか色々なグッズに惹かれて一つ返事でNOVAに通うことになりました。
NOVAでは会話が中心で、ネイティブの先生とゲームをしながら耳から英語を覚えるという形で学習をしていました。日本語の意味が分からなくても、文脈から意味を推測して理解していました。
例えば、"What kind of … do you like?" という疑問文を理解するのに、What kind of colour... What kind of food… What kind of sport…と先生が色々と聞いてきます。最初はちんぷんかんぷんですが、段々理解してきます。ofの後ろに来る単語の中で好きなものを聞かれているんだと。その法則が分かれば、What kind of を使って会話ができるようになります。
そんな感じで文法など分からず、対応する日本語訳も正確にはわからないという感覚で英語を覚えていきました。その学習の仕方が私には合っていたのか、いつのまにかNOVAに通うのが楽しい!英語楽しい!とハマっていました。
しかし、半年くらい通った頃、NOVAは倒産。私の英語学習はそこで一度途絶え、小学校六年生から始まる週1回のESLコースで、ABCから英語の初歩を学ぶだけという形になりました。
その後、ひょんなことから中学受験をすることになり、6年生の夏から猛勉強の末、なんとか合格。晴れて私立中学に入学しました。
当時は中学から英語学習が本格的に始まるのが一般的だったこともあり、英語はかじったこともあるし(NOVAで半年)、中学の初歩の英語は大丈夫だろうと思っていました。
2.落ちこぼれ期
しかし、さすがは私立中学…周りには中学1年生にして英検3級保持者がゴロゴロいました。そもそも英検って何?という状態な私は、文法メインでハイペースな学習テンポについていけず、あっという間に置いていかれました。試験をしても下から数えた方が良い順位です。そんなこんなで英語は嫌いになっていきました。
しかし、中学3年になる時に、カナダへの2週間の語学研修が必修で、そのためには英検3級取得が避けても通れない道でした。気乗りはしなかったもののとりあえず英検を5級からコツコツと受け、なんとか無事、取得。
そして、カナダはバンクーバーに渡りました。特に期待していたわけでもなかったですが、初めての語学留学、初めてのホームステイと初めてが沢山あって、英語は全く通じないけれど、結構楽しく過ごしました。
3.英語学習の転機
そんな留学生活で私を変えた出来事がありました。それは、現地の高校に授業見学に行った際のことです。当時はちょうどバンクーバーオリンピックで、浅田真央選手とキムヨナ選手でフィギュアスケートが盛り上がっていた時期でした。
家庭科の授業で一緒のグループになった韓国からの留学生の女の子とも、拙い英語でなんとか意思疎通でしたが、その話題で盛り上がりました。
その時に、英語が話せると、母国語が違う人ともコミュニケーションできるんだ!すごい!英語で世界が広がる!と単純に考えれば当たり前のことでしたが、経験の浅い中学生の私には、目から鱗の大発見。この経験から英語を話せるようになりたい!と火がつきました。
日本に戻ってきてからは、今までなんとなく終わらせていた英語の授業の予習復習に何時間もかけ、ディズニーチャンネルを英語で見るようになり、夜も惜しんで英語学習に費やしました。すると、英語力は一気に伸び、中学卒業時には、英検2級を取得していました。
高校でも、英語の授業の予習復習をとても丁寧に行い、配られた参考書・問題集はすべて3回解き直していました。そのお蔭で、中学時代は下から数えた方が早かった試験の順位も高校では、常に学年1位か2位の成績を収めていました。
そして、高校3年生の時には、英検準1級を取得しました。大学受験も英検のおかげでセンター試験の英語は満点扱いになり志望校に合格しました。
ちなみに、センター試験の英語の点数は(もう7年くらい前の話なので正確な点数は忘れましたが)196/200点とかだったと思います。
4.伝えたいこと
こんな感じで、私の英語へのモチベーションと実力は、カナダへの2週間の短期留学がきっかけで劇的に変わりました。全ての人が、中学生で留学にいけるとは思はないですが、もし、お金に余裕があって、親のサポートが得られるのであれば、2週間~1ヵ月の語学留学を私はおすすめします。
中学生の時って、すごく素直で、柔軟で、物事を吸収する能力が高いです。少し刺激を与えれば、その5倍~10倍くらいの効果が得られると思いますし、コスパの話をすれば、中高で留学する方が大学で留学するよりもいいです。というのが、中高生のお子さんを持つ親御さんへのメッセージです。
そして、中学生・高校生には、学校の英語の授業の予習復習に力をいれてほしいということと、塾や参考書は追加で買わずに、学校でもらった問題集などを3回は解き直して!と伝いたいです。
私自身、中学以降は、英語塾に通わず学校の授業だけで成績を伸ばすことができました。まずは、目の前にある教材がボロボロになるまで使い倒してみてください。
絶対に結果は出るので!!!
長くなりましたが、前編は以上です。
後編では、大学以降の英語学習の流れを書いていこうと思います。
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