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年上部下こそほめて伸ばすべきだと思う

今となっては「日本の奇跡」と言っても過言では無いような終身雇用制度が崩壊し始め、年功序列という考え方も、少しずつ昔のものになりつつあります。

この流れはさらに加速していくと思いますが、それに伴って「年上の部下を持つ、年下の上司」という役割を持つ人も、増えてくるでしょう。

これからその役目を果たす人たちに、僕は言いたいのです。

年上部下こそ、ほめて伸ばすべきだと。

年上を「ほめる」のは、失礼にあたる?

年上を褒めて伸ばす?それって失礼じゃないか?

そう思われる方も、まだ少なくないと思います。そういう方は多分、「ほめる」のことをこのように捉えているのではないでしょうか?

目上の人から目下の人に向かって、「良い」という評価を下す

お殿様が「ほめて遣わそう〜ワッハッハ」と言うようなイメージです。笑

……確かに、これだとちょっと失礼な感じもします。

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一方で、僕がお伝えしたい(一般社団法人 日本ほめる達人協会が定義する)「ほめる」の意味は、といえば……

目の前の人、モノ、出来事の価値を発見して伝えること

です。

「評価」という性質のものではなく、素晴らしい点を探して、そのことを相手にお伝えするということなんですね。

これなら、あまり失礼には当たらないと思います。

24歳、初管理職の僕が実感した「ほめる」の力

僕は24歳で、10数名の部下がいるチームのマネージャーになりました。

今でこそ良い思い出ですが(笑)、初めの数ヶ月は「人生でも1番苦しかった」というくらい苦労しました。

何もかも全然うまくいかず、自分の気合いだけが空回りの日々。

ストレスによる不整脈で寝られない日が続いたのに加えて、ご飯もあまり喉を通らず、2ヶ月で5キロ痩せました(あのときの体重がキープできていればスリムでいられたのに…笑)

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しかし、ほめ達と出会ってから、自分の中の考え方や部下との接し方を変えて、後半の半年でチームの雰囲気をガラリと変えることができました。

そのときにやっていたのが、「(当時は意識していませんでしたが)年上の部下をほめて伸ばす」ということだったと思います。

ほめることに、特別なテクニックは要りませんし、経験も必須ではありません(ほめるは相手を見て、良い点に気づくことから始まるので、気づきの視野を広げるという意味で経験が大事になることもあります)

つまり、ほめるというのは、年齢や経験、立場に関係なく誰もが使えて、しかも大きな効果を出すことができる万能なスキルなのです。


明日以降のnoteで、僕が経験した「ほめて伸ばす」の事例を、ケーススタディー的に紹介できればと思います!

☆Twitter

https://twitter.com/horiken_ss


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