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匿名系「質問箱」サービスが流行るワケ

今、SNSで若者を中心に「質問箱」系のサービスが流行っているのをご存知でしょうか?

数年前に、その名の通り「質問箱」というサービスが爆発的にヒットし、今も人気を博しています。

その他に、最近では「Boxfresh」という新サービスも登場し、こちらは流行に敏感な女子高生を中心に利用者の広がりを見せています。

思い返してみると、僕らが中高生くらいのときも「100の質問」みたいなコンテンツがあって、決められた質問をブログで答えつつ、自己開示する……みたいなニーズは今に始まったことではないんだなぁと思います。

「質問箱」の基本的なシステム

この手のサービスは、質問を受ける側がアカウントを開設し、「ここから自分に質問してください」というURLを自身のSNSに貼り付けて、質問をしてもらうのが一般的です。

まさに、質問を入れてもらう箱を置いておいて、そこに聞きたいことが書かれた紙を入れてもらうというイメージです。

そして、集まった質問に対して、SNS上で回答していきます。

ヒットしている質問箱系サービスの特徴の一つとして挙げられるのが、質問する人が「匿名」で利用することができることです。

名前を出さないからこそ踏み込んだ質問ができたり、あまり親しくない人でも気になることを聞くことができたり、というメリットがあります。

(匿名なのをいいことに、質問の体で誹謗中傷コメント送る人も残念ながらいるようですが…)

人は「質問されたがり」

ただ、いくら匿名で質問がしやすいからといって、アカウントを開設して質問箱をしないことには始まらないので、やはりこの手のサービスの根底には、人の「質問されたい」という思いが関係しているのではないかと思います。

「質問する」って、とても愛のあることだと思うんです。

質問するということは相手に関心があるということで、マザーテレサの言葉を借りれば「無関心の反対は愛すること、つまり愛することは関心を持つこと」となります。

この質問箱系サービスの本質は、「匿名の質問箱を置いておくから、何でも聞いてね」という"口実"を用意することで、自分への関心を形にして欲しいということではないかと思います。


僕もそうですが、誰だって自分に関心を持って欲しいものです。

ただ、直接的に「僕に興味関心を持ってください!」と言うのはなかなか気が引けるので(笑)、それをしてもらうための"口実"が必要です。

その役割を担ったのが、質問箱だったということになります。

質問箱がなくても質問をできるようにする

言わずもがなですが、今日の結論は「相手に興味を持って良い質問をしてあげましょう」ということです。

相手の関心に基づいた質問をする事は、その人に対しての愛を示す行為でもあります。

「質問なんてなかなか思い浮かばない」という方もいらっしゃるかもわかりませんが、僕の経験上、質問は探そうと思えばいくらでも出てきます。

自粛期間のうちに、身近な人に質問するシミュレーションをしてみるのも良いと思います!

☆Twitter

https://twitter.com/horiken_ss


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