チームの衝突に必要なマナーとルールの違い

この記事はマナー(価値観)とルールの違いについて学びがあります。マナーはチームの思考を動かすのに対し、ルールはチームの思考を止めるというものです。

「質問責任」「説明責任」という考え方はマナー(価値観)にあたります。
抽象的にも見えますが、抽象的だからこそその場の状況に応じて「いま、自分は何をすべきか?」という問いが立てられます。
これが自律的な行動を生んでいるのでしょう。

一方で事あるごとに具体的なルールを設ける企業やチームを拝見します。サイボウズの例で例えるなら、「〇〇という行為に対しては当事者に質問をしなければならない」といった具合でしょう。
条件反射的に即行動を徹底させるメリットはありますが、長期的に見ればルールに従属的な風土ができるデメリットもあります。

多様な価値観から多様な意味を作り出す企業にとっては、「マナー(価値観)」についての対話と浸透が重要になるでしょう。


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