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南信州 富士見町を知ってますか?

長野県諏訪郡富士見町。

八ヶ岳の南山麓に位置し、西から諏訪、茅野、小淵沢(山梨県)と並んでいる茅野と小淵沢に挟まれる位置に富士見町はあります
ゴメンナサイ。まったく知りませんでした・・・😅

セミリタイア後のお仕事を模索するなかでお知り合いになったKさんやTさんがお住まいということで初めて訪問させていただきましたが、富士見町の魅力をたくさん発見することができました!
  
 

富士見町の魅力

当日の滞在時間がわずか4時間、加えてこの冬一番の大寒波襲来直前という悪天候だったので、晴れていれば眼前に広がるであろう雄大な八ヶ岳も、町名から連想される富士山の眺望も残念ながら見ることはできませんでしたが、豊かな自然は訪れる人たちを魅了するに違いありません。

最近は、単に訪れるだけでなく「富士見町に住みたい」という人たちが多く人気を博しているのだとか。
 
 

富士見町への移住人気

関東圏や名古屋圏といった都市部から比較的アクセスが良く、自然豊かで暮らしやすい富士見町は移住や都市部との二拠点生活を指向する人たちにとってたいへん魅力的なのだそうです。

たとえば、富士見町には富士見高原病院という総合病院をはじめ充実した医療体制、待機児童ゼロ・中学3年生まで医療費無料などの子育てしやすい環境が整っています。

もちろん、厳しい冬の環境や安定した仕事に就けるのかどうかなど向き合わなければならない課題はありますが、自治体も移住者の受け入れに積極的で、国の23年度予算にも移住支援金が盛り込まれた(下図)ので、富士見町をはじめとする地方への移住人気はしばらく続くのではないかと思います。

23年度からの地方移住支援金(東京圏在住者対象)


また、近年、働く場所を選ばないワークスタイルが移住や二拠点生活を後押ししていることも見逃すことはできません。
 
 

仕事と学びと集いの場『森のオフィス』

近年、多様な働き方が広がりつつあるなかで、フレックスタイムやフリーアドレス制が徐々に広がってきましたが、コロナの流行によってワークスタイルの変化がさらに加速しています。

一番大きな変化は「会社に出社しない働き方」。リモートワーク、テレワークが進んだこと、さらには自分のプライベートの充実を図りながら働くことができるワーケーションという言葉が当たり前に言われるようになりました。
ボクが20代だった30年前には予想もしなかったことが、いまはフツーに起きています。

これらを可能にしたのが、高速インターネットやWebミーティングサービス、コワーキングスペースなど働く環境の整備ですが、富士見町にもその最先端の施設があるのをご存知ですか?
「富士見 森のオフィス」です。

HPをみれば設備の充実度や魅力が理解できるのですが、興味もあってこの機会に見学させてもらいました。

富士見町の地域創生事業として、1960年代に建てられた大学の保養所をオフィス(テナント)、コワーキングスペース、会議室、食堂等を備えた複合施設にリノベーションしたものでビジネス用途はもちろんファミリーでも利用が可能です。

宿泊施設を併設しているので、移住の準備のためのベースキャンプや企業の夏季合宿などにも利用されているとのことでした。

オフィス利用(テナント)は常に満室で、コワーキングスペースは有期契約やスポット利用者を含めると年間1,400~1,500名の利用があるそうです。当日は少数の利用者でしたが夏は連日満席になるほどの人気ぶりだとか。

この施設は、富士見町が管理し民間に運営を委託しているとのことでしたが、ごみの分別や削減など環境への取り組み、利用者同士でアイデアを出し合いスタートしたプロジェクトが140件以上に上るなど、それをサポートしてきた独自の運営ノウハウの蓄積も大きな自信に繋がっているようです。

ニーズはまだ十分にあるため、同様の施設(あるいは働く場所そのもの)や、移住・二拠点生活を希望される方への住まいが安定的に確保できるようになれば、富士見町の活性化や地域課題が若い力で解決されていくのではないかと感じました。
 
 

レストラン「かぶと」はナポリタン一択!

アテンドしてくれたTさんおすすめのレストラン「かぶと」でランチを摂りました。

Tさん曰く「ナポリタン一択!」とのことで、その言葉を信じてメニューも見ずに注文して待つこと20分。

アツアツの鉄板に乗って、ソイツはやってきました😁
ふわふわ卵が敷き詰められ鉄板の上にパスタとソーセージがボリューム感たっぷりにのっています。ケチャップが適度な酸味で塩気も適度。あっという間に完食。ごちそうさまでした😊

またチャンスがあれば寄って、他のメニューも試したいお店でした。
 
  

おまけ

楽しい時間があっという間に過ぎ、用事を終えて高速道路の諏訪南ICに車を滑り込ませるころには、今年一番の寒気とともに猛烈な吹雪に見舞われてしまいました。道路はあっという間に真っ白で、中央道の閉鎖にでもなったらどうなることやらと心配しましたが、伊那あたりからは雪も小降りになりなんとか無事に岐阜の自宅へたどり着くことができました。

富士見町で案内をしていただいたみなさんに感謝を申し上げます。
また、魅力たっぷりの富士見町とはこれからもなにかのかたちで関わりを持ちたいなぁと感じたところです。

なにかが起こる予感(笑)
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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