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「やっぱり会社を辞めずに頑張ろうと思ったときの話をしようか」

こんにちは。hopiです。

前回の投稿で、会社を辞めようと思ったときの話をさせてもらっているので、今回はそこからの復活劇をお話させてください!
(大した話ではないですが、ストーリー的にこういう表現を使わせてください!笑)

復活劇と言っても、何か特別なことがあったわけでも、したわけでもありません。
「辞めよう」と思い出したときに、どう考えたらこの局面を乗り切れるのかを模索して、自分にしっくりくる考え方を見つけて、再び走り出しました。
その過程をお伝えできればと思います!


この局面を乗り切れた考え方

不思議なもので、「辞めようかな」と一度頭によぎると、
ここで辞めることの影響や、辞めた後の選択肢等、色々と考えだしてしまうんですよね。辞める方向の思考になるというか。

というなかで、
こういったツライ局面を乗り越えるためにはどんな考え方があるのか?
ということを私は色々と探しました。書籍とか、ネットとか、youtubeとか。
まぁどれも参考にはなるのですが、「これだ!」って思うものはありません。どれも、大体言っていることは一緒ですし、「そりゃそうだよね」というものばかりで、目新しいものもありません。

ですが、大体言ってることが一緒ということは、
それが本質でもあるということだと思います。
私にはしっくりこなかっただけで。

そんなこんなで、心身ともにツライ日々を過ごしているなかで、
帰宅中の電車の中で、ボーっとしながら、
「今の状況って『Valley of Death』だなと。」と、ふと頭に浮かんだのです。

『Valley of Death = 死の谷』とは、私がMBA在学中に習った、
企業変革の時には必ず訪れる試練のことで、

変革時には、企業内部では、負のモメンタムが必ず先行する。
正のモメンタムが育ち、負のモメンタムを上回るまでを、
如何に乗り越えるか。

その修羅場のことを言います。
変革には必ず痛みが伴うと。

企業ではありませんが、この状況に今の自分が似ているんじゃないかなと。

もう少し調べてみようと思って、ネットで検索したところ、
どうやらこの『死の谷』とは、技術開発から事業化に至るまでの障壁のことで、これが先ほど説明した企業変革時や、スタートアップが成長していく際の障壁としても、様々な事例で当てはめられていました。

               引用:https://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu115/siryo3-1r.pdf

これは変革/成長するためには必要な障壁なのだなと認識できたことで、
「この考え方良いじゃん。個人に当てはめてもしっくりくる。」と思いました。

自分が客観視できたことで、だいぶ心が楽になって、
「辞めよう」という思いは一旦無くなり、頑張ろうと思えたのです。

そして、時間が経過し、できることや知見も増えていって、
正のモメンタムが上回った感覚があったのが、入社から3ヵ月経過したときでした。

えーっと、
おそらくここで皆さんが気になったであろうことを解消したいと思います笑

  • 「死の谷以外にも、川やら海やらもあるじゃないか?」
    → すいません、私も今回調べて初めて知りました笑
      MBAの先生に言いたい!「なんで教えてくれなかったの!?」と笑
      あと、「今の自分の状況は、ひょっとしたら魔の川かも、いや違う。
      死の谷だ。仮に死の谷だったとしても、まだその先に海があるね笑」
      と、こんな心境です笑

  • 「『Valley of Death = 死の谷』とはあまりにも絶望的じゃないか?」
    → これも初めて知りましたが、調べたところ、
      実際にアメリカのカルフォルニアに存在しております!
      北米の海抜最低地点であり、砂漠で、夏は灼熱で最高気温が50度超。
      これは絶望的であります笑  
      

この局面を乗り切れた間接的な出来事

この局面を乗り切れた考え方は上述の通りですが、
それ以外にも間接的に影響を与えたことがいくつかあったので、
それをお伝えしようと思います。

  • 前職の方々
    私が最もキツかったのは、以前の記事でお伝えした通り、2回目の海外出張時です。現地で悪戦苦闘しながらも、成果もあげられずに、孤独感を感じながら、夜はホテルで過ごしていました。
    そんなときに、たまたまなんですけど、前職時代の先輩と同僚から、それぞれ電話が来たのです。「最近どうよ?」と。
    いつも通り、他愛のない話しかしないのですが、それでとても救われた自分がいました。
    しかも、こんなタイミングで電話来る?というタイミングだったので、神様は、まだまだ見捨てちゃいないんだなと思いましたね。
    なので、前職の方々にはとても感謝しています。

  • 全て吐き出した
    当時、色んな人に相談しながら愚痴っぽいことを言い続けていたら、
    逆にスッキリした感覚はありました。
    もう吐き出すものはなにもないし、愚痴を言うのも疲れたよという感覚です笑 開き直りです笑 
    相談に乗って頂いた方々、というか懲りずに愚痴を聞いてくれた方々(笑)、有難うございました。


修羅場を乗り切るための根本的なもの

私は、こんな感じで、この局面を乗り切ってきたわけですが、
そもそも、この局面をものともせずに乗り切る人達が一番強いと思うんです。

それがどんな人達なのか?

「個人のエゴに起因する、目標や目的を持っている人達」だと、
私は思います。
単純な例で言うと、有名になりたいとか、金持ちになりたいとか。

一方で私はというと、「転職活動ストーリー」でも書いてきた通り、
「日本産業が発展するように、社会に新しい価値を発信したい。」
ということが、私の目標であり目的なのですが、
どちらかというと、社会とか第三者に対して貢献したいというものです。

では、修羅場となったときにどうなるのか?

修羅場になった時は、人間の自己防衛本能や生存本能が働きます。
自己防衛本能が働くということは、第三者のことは考えられなくなるということです。
社会のためとかという想いはとても大事なことですが、
自分が追い込まれたときに、周りを気にする余裕は無くなっていきます。

なので、エゴの強い人間は、やっぱり強いなーと思いますし、
リスペクトもしています。

エゴの強い人間というと、
少し良くない意味にも聞こえるかもしれないので、
もう少し広義で解釈すると、「自分を大切にしている」人間だと思います。

ということで、何かの番組で見たのですが、
心に残ったジャパンハートの吉岡秀人さんの言葉をいくつか紹介させてください。

・僕は僕の人生を豊かにするために生きている。
・自分のためではなくて、誰かのために苦労し続けることはできない。
・自分のことを大切にできるマックスが、他人を大切にできるマックス。
・人に喜びを与えたいと思うのなら、自分が自分のことを大好きになれば、
 その大好きになった分、人を大切にできるようになる。
・自分のことを大切にしたかったら、人のことを大切にする。
・この両方をやることが王道。これ以外の王道はない。

出典:ジャパンハート/吉岡秀人さんのコメントより


ということで、今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございました^^

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