「誇り高き3歳児」の話を傾聴した結果、お互い笑顔が増えた…かも。
イヤダー💢それじゃない💢ドア自分で開けたかったのにー💢キレッキレの次男にほとほと困り果て、保育園の連絡帳にお悩み相談したところ…「誇り高き3歳児ですからね〜〜」と先生からお返事が……!
「誇り高き3歳児」
そ、そうかぁ……!
イッチョマエ!が誇らしい3歳児。
(「子どもとつくる3歳児保育」より。)
らしいので、、、我が家の「誇り高き3歳児」との関わりについて振り返ります。
これまでの見方
次男のイヤイヤはむちゃくちゃ。私を困らせるためにわざとやってんじゃない?赤ちゃん返り?横柄だ!傍若無人だ!
と思っていた……
例えば…その①
保育園からの帰りの車で、
次男「ティラノサウルスが、💩になったらめっちゃ変だよね〜(とりとめのない妄想話)」
私「あぁー、たしかにー変ー!」
次男「あぁー、たしかにー!じゃない💢あぁーって言うなーーー💢」→以後1時間ギャン泣き
え???え????おっしゃる通りたしかに変じゃない?あいづちの仕方が気に入らないのか?!!🤔
例えば…その2
「おしっこ出そうーーー!!」と言うので
いつものように
トイレに着いていくと
にっこにこだったのに、突然…とつぜん
ギャァーーーーわあわあんあーーー!
着いてくんな💢このクソボケ(蹴り蹴り😭)
え??え??え??????
トイレにいつも「ママ〜💕ママが着いてきてー!」「ママここ(トイレの中)におって〜💕」って言うじゃん?
「もうそろそろ、1人で行けるんじゃなーい??」
「あ!??4歳になったら行けるってことかなーー??」
と言うと
「だってまだ3歳だもん💕だからママ着いてきて💕」って言ってたじゃん??
「誇り高いこと」のあらわれだったのか??
そういう視点で見てみることにしてみた。
例えばその①のエピソード
息子は、私がちゃんと聞いているにも関わらず、謎に怒り出す😭😱と思っていたが…
私が、保育園の帰り30分の運転中、考えごとしていたりして、次男の妄想話にテキトーにあいづちうっていたことが、バレている。ってことか……🤔
誇り高き3歳児は、全てお見通しだったのか😱
「うんうん、そうだねー!」
「あぁー、たしかにー!へぇーー!!」
「すごいねぇ!」
【ちゃんと】あいづちをうちつつ、息子の話を聞いている【つもり】になり【きいているふり】をしていたのだろう。そんなの、誇り高き3歳児はマルっとお見通し。
そこで「傾聴」を心がけてみた
本当は何がいいたいのか……?!考えつつ、とにかく一生懸命に聴く。
ちょっと意味がわからないところは、「〇〇って言うと…??」「もう少し詳しくおしえて?」
聞き間違えしないよう、集中して話を聞く。
(集中して話を聞き続けるのは、初めのうちかなり疲れた……)
【after例えば】
次男「ティラノサウルスが💩になったら、めっちゃ変だよねー」
私「なるほど、それってどういう意味で??」
次男「だってさ、ティラノサウルスが何か他の肉食恐竜に食べられて💩になっちゃったらさ、めっちゃすごいってこと」
私「ああ!なるほど!。ティラノサウルスって…続く」
のように。
誠意を示してみた
「誇り高き3歳児」だから、あとまわしにされたり、めんどくさそうにされるのが嫌なのかもな……🤔と思い、次男の提案になるべく誠意を示し、誠実な対応を心がけてみた。
(保育園出発まであと5分てタイミングで)
「ママー!お人形で遊ぼうーー!」
(あと5分で21時😱いそいで寝かさなきゃのタイミングで)
「ママー!恐竜ごっこしよー!!」
これまでだったら、まず「え??いま??😱」「げっ。めんどくさっ。」という表情をして、「じゃぁ、〇〇してからね。」とか、「だめ!もう〇〇じゃん!!」とか「じゃあ、寝るまで5分だけだよ?!!」とか言っていた。
そこで、え??😱げーーっ😱という表情をやめてみた。
できるだけ「おお、いいね。」「オッケー」と誠意を示すことにした。
その結果①
次男のテキトー妄想話だと思っていたものも、より興味深くきけるようになってきた気がする。
今でも毎日ギャン泣きするけれど……
長くは泣かなくなって来たかも??
私の中の
なんとか早く泣き止まそう
あぁ…また泣くのか…怒らせるとめんどくさいからやだな……怒らせないように気を遣って返事をしよう……
という気持ちも、いつの間にか軽減。
怒らせないように……という気持ちから、本当に伝えたいことは何かな??という見方になってきているのかも。
その結果②
出発直前の遊びの誘い、寝る直前の遊びの誘い。
お誘いにのってみると、案外3分くらいで満足してとっとと次の行動にうつることが判明。
お断りしたり、正論を言っていた頃は、そこから30分ギャン泣きとかザラだったので、お互いにとってずっといい時間になっているように思う。
その結果③
つい昨日。夫に次男が
「ママ最近怒らなくなったよね。」
と言ったらしい。
え??なにそれ💕💕💕
私が、「誇り高き3歳児」に誠意を示そうと、「7つの習慣」を意識しつつ実践していってるのが、こんなにも早く伝わっているってこと??すごい。嬉しい。
子どもはみんな問題児
冒頭の連絡帳の返事を書いてくださった保育士さんがすすめてくれた本がこちら。
「子どもらしい子どもね」が、子どもにとって最高の褒め言葉じゃないだろうか、と書いてあった。「いい子ね。賢い子ね。」ではなく……。とのこと。まさしく!!うちの子は本当の本当に、「子どもらしい」
↓
ある夏の日の写真。
(ちょっとそこまで出かけるのに、長靴、手袋、傘、大人用のリュックにおもちゃが山盛り。)
次男が泣きわめく。べたべたねちょねちょのエネルギー。懸命に泣いている姿。
以前に比べて、よりいっそう愛おしく感じるようになってきた。
先日4歳になった次男は、もうトイレに着いて来てと(ほぼ)言わない。誇り高き3歳児は、誇り高き4歳児になった。
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