秘伝のタレで例えてみただけの話

老舗ジャニーズ店が作って売っている秘伝のタレは、凄く美味しい。

その秘伝のタレに漬け込むと、肉、魚、卵、野菜などはより一層美味しくなり、人を魅了する。


このタレは、色んな素材の味が加わったことにより、付け足ししながら、どんどん美味しくなってきた。

肉や野菜たちはそのタレに負けないように素材としても磨き続け、改良もされ、努力もしてきた。


その味に元気をもらい、生きる活力をもらってきた人もたくさんいる。

その味に取り憑かれてしまったように追い求める人も少なくない。

それを食べるとお肌はツヤツヤになり、しあわせな気持ちで満ち溢れる。

そのくらい魅力的な味なのだ。

店舗に秘伝のタレのついた肉や野菜たちを売る業者もたくさんいて、その恩恵を受けてきた。

メディアもこのタレに漬け込まれた肉や野菜たちは美味しいですよ〜と、持ち上げた。

だけど、創業者であるジャニー氏は、自分の趣味として、怪しい秘伝のタレを作ることもあった。
その趣味のために、非道徳的なことや違法的なことをして買い付けをしているという噂もあった。

そちらのタレに漬け込まれた肉や野菜たちは、美味しいと評価されることなく、傷がつき、日の目を浴びることなく、売り物にならなくなった。

だけどそれはメディアも業者も追求することが出来なかった。
追求することにより、その恩恵を受けることが出来なくなったり、業界にいられなくなるから。

そのくらい創業者は力を持ってしまっていた。

創業者のしてきたことは決して許されることではない。

その非道徳的なこと、違法的なことは、噂には聞いていた業者もいただろう。

だけど、知っていながらもその秘伝のタレに漬け込まれた肉や野菜たちを売ってきた店舗や業者たちはそれを本当なのか聞く勇気も術もなく、自分たちの利益だけを考えて見て見ぬふりをしてきた。

だって、売れるんだから。
この秘伝のタレを売れば店は儲かるんだから。

この看板掲げ、秘伝のタレをつけてると飛ぶように売れる。
イベントを行えばたくさんの人が集まり、たくさんの収益が生まれる。

それは、買い求める私たち消費者もなんとなくそうかも…と思いつつも違うよな…と思い過ごしてきた。

なのに、今、風向きは変わった。

創業者が亡くなり、本人の口からではないにしろ、あの噂は噂ではなく、本当にあったことだと認めた。

それでも秘伝のタレや素材のいい肉や野菜たちを求めるファンはいる。
そちらの秘伝のタレと素材は本物だから。

怪しく非道徳的で違法的なタレに漬け込まれた方と本物の秘伝のタレは別々になることになった。

そこで、本物の秘伝のタレと素材を守るために、長男である東、次男であるイノッチが秘伝の味と，素材を守っていこうと決意した。

自分の夢は諦めて。

『ジャニーズ』という看板はおろして。

こんな酷な話があるだろうか…。

非道徳的なこと、違法的なことをしてきたのは創業者の父親なのに。

長男次男が謝り、弟たちを守ろうとしている。

だけど、それに対して否定的な意見もある。

「違法行為をしていたことを知ってたんでしょ？」

「また新たに会社を立ち上げたところで変わらないんじゃない？」

「秘伝のタレは使うんでしょ」

「犯罪者の息子は犯罪者でしょ」

父親の違法行為などのことは、知っている兄弟たちもいたかもしれない。
なんとなく気づいていたのかもしれない。

だけど、噂レベルを確かめることは出来なかったと思う。
信じたかった人もいたかもしれない。
自分たちに見せる姿は、優しくて美味しい秘伝のタレを作った偉大な父さんだったかもしれない。


噂を確かめることは危険だったかもしれない。
自分たちだって、美味しい秘伝のタレをつけてもらって美味しく売ってもらっていた商品だったのだから。

そこにはファンもいたし、父であるジャニー氏に逆らったり批判するということはどういうことになるかわかっていただろうから。

だから見て見ぬふりもしてきただろうし、噂レベルでしか知らないとしか今は言いようがないと思う。

彼らは家族でもあり、商品でもあったし。
そこには長年のファンもいるんだから。

それを売ってきた業者もメディアも噂レベルで知っていたはずなのに、今、この息子たちばかり責められている。

自分たちは全然悪くない姿勢で、責めてばかりいる記者たち。
その違和感と気持ち悪さを感じて、記者会見全てを見ることは出来なかった。

はたして、あの会見で今後のことを質問するジャーナリストはいたのだろうか？

要点のまとまっていない人や幼稚な質問や意見をしている人ばかりピックアップされていて、必要な質問、聞きたい内容があったようには思えなかった。

売ってきた人たち、宣伝してきた人たち、買ってきた私たちにだって責任はある。

この問題は、共に背負って共に考えていくことなんじゃないかと思う。

ジャニーズに限らず、他の所属事務所でももしかしたら色々あると思うし。

長男と次男は、秘伝のタレを守るためではなく、夢のある若い子たち、美味しい素材たちをこのまま腐らせずに売る方法を考えている。

そのために、秘伝のタレを使うこともあるだろうし、自分たちで考え出したタレを使うこともあるだろう。

それは、相当な覚悟があったんじゃないかと思っている。

そこにいる素材たちの覚悟だって相当だと思う。

コメンテーターやなんとかの専門家とかいう人たち。

この彼らの覚悟。
そして、今出来ることに集中している彼らの姿勢を見てください。

素材そのものをとても美味しく創意工夫して努力しています。

どうか、彼らの覚悟を簡単に否定批判しないでください。

そして、キンプリの2人に簡単に『TOBE』にいけばいいじゃんなんてことも軽々しく言わないでほしい。

この決断に至るまで彼らは相当の苦しみがあり、葛藤の中でもがき選んできた道なんだから。

5人でいるキンプリはもちろん大好きだけど、覚悟を持って歩き進んだ5人の決意も尊重したいから、どの道を選んでも私は全力で応援する。

ジャニーズ事務所の記者会見は深く長く見てはいないけど、チラッと見たことにより、色々思うことがあり、ここ数日悶々として過ごしていました。

少し前に書いた記事はちょっと悪口のような、否定批判のような部分が多くなり、私のブラックな部分が出過ぎてしまったので、ボツにしました。

で、今回、『秘伝のタレ』というのが脳裏に霞んだのでこのような記事を書きました。

なんとなく伝われ〜って思って書きました。
伝わってほしいです。
なんとなくでいいので。

ジャニー氏のしてきたことは許されることではないです。

だけど、あのアイドルたちは本物です。


秘伝のタレに負けない良い素材を持ち、より美味しくなる努力もいっぱいいっぱいしてきた。

誰1人秘伝のタレにあぐらをかく人なんていなかったし、いない。

郷ひろみに始まり、トシちゃん、マッチ、少年隊、シブがき隊、男闘呼組、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、嵐、そしてそしてなんといってもKing & Prince💖

King & Prince🖤💛💖

たくさんたくさんしあわせをもらった。
たくさん楽しませてもらってきた。
いっぱい笑わせてもらったし、いっぱいパワーももらってきた。

だから、その部分では感謝です。

東もイノッチもしあわせであれ。

事務所に残る子も辞める子もしあわせになれ。

応援する方もしあわせでいよう😊

最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
うちなる平和を💕
シュカポン🐼