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拝啓 みすぼらしい自分へ

手紙には、マスキングテープやイラストを添え
短い言葉を並べていた

2年前ぐらいを境に手紙は書いてない
宛てる人がいないというより、LINEに代わった
それほど短い手紙だった

今、誰に手紙を宛てるか
そうだな 
noteやXでお世話になる方々へ

手紙というより、言い訳ばかりになる

人様の記事や作品、つぶやきは
読むのは読んでいる
そうじゃなければリポストはできない

だけど肝心のコメントやリプは手付かずで
不義理のまま今日まで来た

義理を果たせないのもあるが
私は創作大賞へ何点か記事を出す
その宣伝活動すらやっていない
人様の宣伝もほぼしてない

まず、わたしは自分の宣伝をしてなかった

明日からは、お仕事部門の短編
これが終了後は、ホラー小説部門
〆はオールカテゴリ部門へ詩を出す
これらも自動投稿済み

「創作大賞へ文句があるなら、まず自分が書け」

棚上げせずに、やることをやってから
何か記事を書けばいいと思ったが
企画へ不満すら出てこない

人様の作品を読みながら
いかにわたしは丁寧に読書をして来なかったか
どれだけ文章力や読解力がないか
自分のことだけしか見えてこない

ペラッペラしか生きてなかった自分

「創作大賞へ文句があるなら、まず自分を見ろ」

どれだけ自分が不甲斐なくて
ボキャブラリーや表現力がなくて
描写が下手くそだから単調な展開しか書けなくて
感受性の乏しさが目について

登場人物のキャラクターの書き分けや
付随する心理描写は
わたしは自分が思うほど内観できてなかった
一番苦労して、葛藤した

実力や才能がないか


感想文がないって
「読んでみたい」と思わせない
人を引き込まないのだから

感情移入や共感は読んでもらえて生まれてくる

わたしは全てが
「以前」に立ち、「前提条件」をクリアしてない
一体何をやっていたんだろう

作家になる目標や夢がなくても
これだけの発見を得た

書いて書いて書きまくっていたはずが
書いてなかった証だと
自己省察や自己受容ってなんぞや

連続何日書いたかなど、活かされてなかった

わたしはお金をもらわないと成長しないのか
こんなことが頭をかすめた

ずっと書いて、読み直して、書き直して 
繰り返す作業は
脳や視界、感覚は仕事をしているときを思い出す

作家へ夢がある人は
こんなことなどせずに
わたしが言うことも理解できないかもしれない

努力し、継続し、報われるって
約4年書いてきたけど何にもならなかった結論

さて、わたしには何が向いているのだろう
明日から別の分野で動き始める
そこで結果が出せたらいいと望みながら
結局は自分へ手紙を書いている

#シロクマ文芸部
#小牧幸助さん