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相性が良い人とのシンクロ率

2日連続、幼なじみから電話があった
好きな人と話すのは、気分がいい

「台湾パイナップルを買ったの」
フッ…嬉しそうな鼻で笑う声がする
わたしも釣られて、鼻で笑って
恐らく、わたし達は表情がシンクロしていた

相性が良い人とのシンクロ率は高い

第三者から見ると、似ていると言われたり
表情や言葉が似てきたり、どちらかにコピペされる
一緒にいても、息が合う

感覚的に似ているのか、以心伝心か
このコピペ現象を調べると
「情動的コミュニケーション」といい
喜怒哀楽などが伝播して起こるのだという
お母さんと赤ちゃんの間で起こりやすいのだそう

幼なじみ、友達、恋人…
互いが共存している仲だからなのか
居心地よく居させてくれると
居心地よく居てくれるが、同時に発生する

それでいて、割り切っているというか

お母さんと赤ちゃんで思い出した
うちの母は
「あたしはももちゃんが生まれてくれて
母親にしてもらって嬉しい
天がくれたプレゼントだと思っている」

「あたしやお父さんだけで
ももちゃんの人生を良いものにできない
ももちゃんが周りの人を助けて
ももちゃんも周りに助けてもらうのよ」

…的な話をしてくれたことがあった
今、この歳なら母の言う意味が分かる
子育ては親だけじゃ、難しい

親ですらこれなのに、自己チューの大前提が
「ももまろ〜やって〜」
あれこれ他力本願で、のちに他責へ変わる

シンクロ率が高い
相性だの、ウマが合うのは価値観の中で
「あなたと私は、共にこの世を“生きている”」

自分のことは自分でやる
しかし
できないことはできないと素直に助けを求める
互いに多大な期待をしない、期待を強いらない
共に笑い合える、泣き合える

人として自立し、他人を自立していると見做し
他人のためだけに生きない
他人がやってくれて、当たり前だと思ってない

考えがまとまらないけど
辛酸を舐めながら生きてきて
どこか思考の似た者同士が織りなせる技、現象が
相性なんだろう、ぼやけた結論が見えてきた