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不運や不幸に肥やしはやらぬ

幸せの星の下に生まれた、わたし
こんなの言った者勝ちでしょう

運の良し悪しは
銀の匙を咥えて生まれた資産家の子でも同じこと
運の良さは
不運をいち早く忘れ、幸運を目ざとく見つける

生きてりゃ、掃いて捨てるほどの不運はある
ネタとして使う以外は、忘れてしまう
不運に肥やしをやらなきゃ、芋蔓式にもならない
幸運にのみ、せっせと手を入れる

わたしから見ると
不運な人は、不幸コレクションが大好きで
犬のフンを踏んだ、傘がない時に雨が降った
「自分だけは…」を溜め込んでいる

そんなつまらん出来事は秒で忘れなさいよ
悔やんで自分を責めて
犬のフンが向こうから避けてくれるなら
悔やみなさいって

フンを踏んだら、ウンが付いたと発想を変える
雨に濡れたら、水に滴るイイ女と悦にいる
不運は全て、わたしの楽しいを追求するためにある

結局のところ、切り替えができない人は
不運で同情を買っている
「弱い人」他人の気を引く

実際にあった話だと、不幸好きの後輩Aさんは
自分から振る話題のほとんどが不幸自慢
ランチや飲み会も愚痴しかなかった

あるとき、Aさんから迷惑を被ったわたしへ
Aさんを取り巻く男性陣は
「Aさんは、寂しくて可哀想なんだよ
健気で不器用だから許してあげて」

Aさんは幸運を見つけられないのではない
不運はAさんにとって他者から構ってもらえるエサであり、ツールでしかない
幸運や頭の切り替えがAさんの不幸なんだ

人は生きる以上、常に幸運であり続けることはなく、幸不幸からは逃れられない
だから不運は断ち切り
幸運をキャッチする目を持って生きるのが賢明で

不幸コレクターは、自分のことしか考えない
そして「自分のことしか考えない」とは
どういう意味かを分かっていない人がほとんど

世界は私中心に回っているはずなのに何で私ばかり
…周りを見ようね、周りを

幸運はおまじないをしなくても
自分が製造機になれる

自分が少しでも
相手に感じの良い人だと工夫して認識してもらえば
もう一度会いたい
ひと言、礼を言いたくなる人になる

運が悪い人は共通して
できたら二度と会いたくない
関わりあいを持ちたくない人に見受けられる

あら、もうこんな時間!
そろそろ幸せの星の下へ帰ります