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猫は爪を隠してネズミを目で追う

謙虚でいること、下手なアドバイスをしないこと
言葉のさじ加減
これらは、どこに能ある鷹がいるか
分からないからで

鷹も猫も普段は爪を見せない
遠くを眺めたり寝ていたり、マウントを取らない

能力がある者はマウントを取ることすら興味なく
爪を隠しているから
逆にマウントを取られることがある

「ありがとうございます」と謙虚に受け止め
逆ネジを食らわすことがない

ところが
「ここぞ」というビジネスシーンで圧巻なる
パフォーマンスを発揮し
ギャップ萌え、なんてこのパターン

鷹や猫は、鷹や猫であることは隠さない
隠す必要もない
鷹や猫は、ひっくり返っても鷹や猫
爪があることは見せても自慢のためじゃない
ただの自己紹介であり、見える爪は仕方ない

空樽は音が高い、吠える犬は噛みつかぬ
謙虚さを無くすと分を弁えなくなる

「鷹」や「猫」に下手なアドバイスを見ると
笑いを堪えるのに必死で、こちらが恥ずかしくなる
それでも、止めずに見ているわたしはズルいキツネ