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涙が溢れそうなほど、幸せだった

業務用洗剤で、家の気になる部分を掃除する

毎日、掃除するのにくすみが気になり
そこに洗剤を使うと垢抜けしていき、ハマった
単純に面白い
家の空気が一新していくような感覚が気持ちいい

最近のわたしはメンタルが安定し
喜びを享受しやすい環境にいる
これも幸せと呼ぶのか、考えたりする

「幸せは掴むものじゃない!気づくもの!」
拳を突き上げ、月並みな言葉を言いたくなる
小さな出来事に気づくことが充足感を呼ぶなんて

特別を意識しない状態で、平凡な生活
怠惰や甘えなどの贅沢に存在してない

幸せなんてものは、追っても得られない
慣れてしまうと、足りなくなる
ほどほどに満足なときがあるので
幸せを噛み締められる状態になる

高級なお寿司を毎日食べていると
そのうち満足度が下がっていき

お寿司を幸せに置き換えると
「もっと美味しいものを、もっと」となり
結局、最後は満足できないままで終わってしまう

「人を幸せにすると自分も幸せになる」
自己啓発本にありがちな文言

自分が決め、できそうなことから手をつけ
ルーティンにしてマネジメントしていく
できることが増えるから、自信を身につけ
人を幸せにできるのだと思う

宮古島沖で消息を絶っていた陸自ヘリが
海底から引き揚げられた時期
わたしは誕生日にいただいたお花をドライフラワーにし、アロマオイルを滴らしていた

「こんなに幸せでいいのかな」
涙が溢れそうなほど、幸福だった