埋もれたままの素人クリエイター
推しのアーティストが6月にやる
ライブのチケットが取れなかった
長い間、ファンクラブにいて
この2年はチケット獲得が難しい
来年こそは当選しますように!
あまりの落ち込みは、自分でも想定外で
アーティストとファンの間にある意味や壁
時間やお金を惜しまなくても
埋まらないものを考え込んでいた
わたしは生涯、誰かのファンであっても
推しの立場になれない
『推し』を見て、感じて、励みにして
充実するわたしが存在する
周囲を見渡すと
アーティストじゃなくとも、素人のクリエイターも
既に『推し』の位置にある人がいて
他者からの施しを受け取っている
ありがとうとか、感謝とか言っておけば
他者から搾取したものは、還元されない
ありがとうや感謝の代わりに
クリエイターの持ち味を魅せるのが還元だと思う
諸事情のつぶやき以外で
テキトーなパフォーマンスでは
ファンが満足しないし
それが理解できないから
埋もれたままの素人クリエイターなんだと思う
プロを目指しても、アマチュア時代の怠慢が災いし
アンチが取り囲み
ネットで集中砲火に遭い、才能まで焼かれる
これって素人クリエイターの自己責任だよな
オマージュと手垢のついた作品で
素人が得られるファンは希少なのに
どうして他者を大切にできないのだろう
なんだか、不思議
アーティストは常に最高のパフォーマンスを
努力を重ねて提供していく
これがファンを満たす見返りになる
アーティストへ対して、評論家になれない
素人クリエイターへ評論家になるのは
つまり
見返りとなる作品のクオリティの低さが悪目立ち
チヤホヤされる人間関係へ走ってしまい
作品のクオリティが良かった頃を思い出して
良作を待つことへ疲れたってことなんやろ