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独りよがりの美意識

あるかたの創作を拝読し
しかし、コメントが残せなかった

わたしは文中にある経験はしてない、でも…

「分かる!」じゃない
「そういうもんじゃね?わたしもだよ」
共感を突き抜ける、共感MAXになると
間抜けな
「だって人間じゃん」言葉にならない

けして反発や批判じゃない

人間を描いたあなたは素晴らしいという賛辞 
「めっちゃ分かる」を言わせない心理描写
痛いです、痒いですと書かなくとも
痛みや痒みが伝わる技法

そして、創作にも
「私もめっちゃ分かります」など感想は
上等なものを汚すようで
必要ないと思ってしまう

何かをコメントしなければ破綻する関係じゃない

鳩尾より、やや左にある感覚がピクンと反応すればいいんじゃないかという、独りよがり

コメントして、後悔することがあるのよ
陳腐なコメントを残すことで
作品を歪めてしまうんじゃないかって
美は美のままであってほしい

最高得点をマークした演者が
ガッツポーズをするのは良くても
観客とハイタッチしてるのが、なんかイヤな
孤高の姿を見ていたいというか
書き手を含めて、美

書き手は不満だろう、反応が知りたいよね

わたしの中にはあるのよ
理解しました、共感しました、がなくても
この作品は素晴らしいんだって
コメントがないのが、際立つんだってものが

※主観で想いで、提案じゃないです