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暗黙の了解、時と場合によって

5月といえば
新入社員が少しずつ職場に馴染むころ
部署の雰囲気や空気を読んでしまう時期
「毎日、お疲れ様です」

職場といえば
暗黙の了解が苦手で、とりあえず従っていたが
いつ、どこで、殴りかかるか分からなかった

わたしにとって
暗黙の了解に同意できなくても
従っていたら、日常では心の平安を保てる
たとえば、沈黙は金とかね

暗黙の了解を飲み込むことで
群れの醸成は、やがて他者の排除に繋がり
コミュニティの結束を高めるのも承知しているから
あえて、暗黙の了解を無視して
空気が読めないフリをしたときもある

1人じゃ何も出来ない雑魚相手より
新参者や弱者、心細い人の味方でありたい
理想は高く掲げていた

そのときは苦しくて、先輩にも嫌なことをされた
心は苛まれたが
誰かを故意に傷つける後悔と天秤にかけたら
根っからのバカタレと仲間に思われなくて結構

「ご先祖様や一族に顔向できない」 
青臭い理由にしかならないけど
わたしは自分の“血”を大切にしている

誰かをはぶく協調性を、祖母が見たらどう思うか
気高い志を持って、教育者となり
学校を創設した祖母は
ピアスを10個開けたくらいでは笑ってくれても
他人を故意に傷つけるのは、許さないだろう

暗黙の了解とは
道徳や倫理観、生き方に繋がるもの
周囲の人が気持ちを穏やかに過ごせる
手段として活かしていきたい