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励まそうとする人の良心が届くよう

メンタルが弱い人、精神疾患を代表して
わたしが言うのは烏滸がましいのですが
聞いてやってくださいね

メンタルが弱い人になんて言葉をかけて良いか
分からないって話を耳にして
「たしかに難しいよね」

「頑張って! 大丈夫だよ!」もダメなの?
甘えている、わがままなんて聞きます

なので、わたしからの提案です

メンタルが弱い人も込みで
「私たちは脳みその一部が破損している」
極端に言えば、こう想像してください

ぶっ壊れているのが、脳みそだから見えない
だけど、四肢や様子であれば想像できるかと

四肢や様子が機能不全の方々に
重い荷物が持てるか、義足がなく早く走れるか
嘔吐しているのに通常の生活を求めるか
健康な人に言えることが、告げられるか

求めないよね?
すると、自ずとかける言葉が変化すると思うのよ
面倒な存在が、身近な存在になる

例えばね、流行りの感染症に罹って
高熱を出し、寝込んでいる人へ
「早く言ってくれたら良かったのに…」
感染症は知らぬ間に罹患しているからさ

自分でも、しんどいと違和感を抱いて
だけど目の前のことが手一杯で、蔑ろにできない
早く言いたくても、言えないのよ

メンタルが弱い人や精神疾患に罹った人も同じ

精神疾患は、ある日、突然ぶっ壊れるときがある
考え方をポジティブに転換する時間さえなく

レオ氏の話で悪いけど、彼は突然、刺された
全く見知らぬ人が、何の因果もなく
目つきがおかしい人と気づいたら、刺されていた
それからPTSDで通院し、夜は暗いと眠れない

慰謝料や損害賠償で、壊れた脳みそは治らない
そんな人が恐怖でうずくまっている時
「大丈夫だよ、頑張って」言えないよ
「出来ることがあれば声をかけてね」じゃない?

何らかで、腕が千切れた人に
「物事は考え方ひとつだよ」言えないよね
千切れた本人か、家族だけが言えること

精神疾患へは、特にそう
脳みそが千切れた人と変換していい
「物事は考え方ひとつ」どころか、考えられない

植物人間の人へは、そっとするし
「後から話を聞くよ」相手からのアクション待ち
精神疾患もそう
力になれることだけは伝え、相手待ち

励まそうとする人は、寸分も悪くない
手を貸したい励ましたいと考えるのが良識
励まそうとする人の良心が届くように
わたしが即席で考えてみた