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周囲を不安にさせない努力

スーパーのレジや飲食店でのタブレット注文が
わたしの中では、スタンダードになっていて
去年、ここに帰ってきた当時は既に
田舎では珍しいものでなかった

スーパーのセルフレジは
わたしが帰省した頃には、この街へ登場していた
15年ぐらい前のハナシ

この数ヶ月、セルフレジやタブレット注文で
店員さんが叱られている光景を目撃する

「こんなのより、直にお金を払う方が早い」
「呼んだら注文を取りに来たらいいじゃないか」
「いちいち画面を押して面倒くさい」
…らしい

店員さんは親切に説明しているが
お客様は聞き取ろうとするより
いつの場面も、怒りたくて仕方ない様子
辺り構わず、反論している

後ろで待っている人達への配慮もしてくれ

端末にしろ、はじめは誰でも戸惑うことがある
判らないなら、誰かに教わる
それをしようとせず、怒り散らしてなんになる

どんなに喚いても、時代の流れは止められない
苦言は一理あっても
自分が変わっていくしかないのに

昨日も、セルフレジでわたしの胃が痛くなるぐらい
店員さんを怒鳴り上げる男性に遭遇した
怒鳴れば他人が自分の思い通りになる世代だろうが
こっちは、怒鳴ればコンプラに引っかかる世代だ

わたしも将来、あんな感じになるのかな…

分からないことや出来ないことが増えても
他人に喚き散らさない高齢者になりたい
「ごめんね、使い方が分からなくて」

人は生涯かけて成長していくもの
端末に追いつける脳が足りなくなっても
素直に助けを求める、可愛いおばあちゃんになり
周囲を不安にさせない努力をしたい