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摩擦や軋轢を生むためのマナー

あるテレビ番組を見ていたら
有名マナー講師がご飯を食べる前の挨拶を
「いただきます、頂戴いたします」と教えた

有名マナー講師に叱られる
女性番組スタッフが、萎縮していき
方言での強い物言いは、少し怖かった

わたしも「いただきます」と箸をつけそうで
新しく細かいマナーが、自分の負荷になりそうと
母に告げてみたら
「真面目に傾聴しなくていい」

マナーを細かく設定する
言い出しっぺはやらないんだから…が、母の見立て

母いわく
「人前で恥をかかせるのがマナー違反
あれはパワハラって弱い者イジメでしょう」
普段は物腰が柔らかい母の表情は厳しかった

マナーってなんだろうね

たまに、デタラメな敬語を耳にする
わたしは上司じゃないから、注意しない
相手の「丁寧に言葉を使う努力」を評価する

もとよりマナーは誰かが自己解釈により
語気を強めて主張するものではなく
自分の主義や意見を押し通し、支配したい欲の
自覚があって強制的な言い方になる

ただでさえ、人間関係は息苦しさを伴うのに
相手との摩擦や軋轢を生むためのマナーは
場を円滑に進めるには逆効果でしかないと思う