![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106701050/rectangle_large_type_2_b377f7fa69bcc15460d41ebdbdf3c32a.png?width=800)
Photo by
hidemaro2005
正論自体は嫌われない
悩みがあるときの正論ほど、ウザいものはなく
気分が重いときは
「自分の今の気持ちを分かってほしい」に尽きる
正論は正しい主張に関わらず
悩める仔羊の心へ届かない
わたしが幾つか出会した場面で共通していたのは
正論を振りかざす人は、爬虫類のような冷たい目と
若干の優越感を含んだ語尾
相手の状況を精査することなく
無神経に心をぶった斬るように見えた
側で聞いていても、間違ってないが
正しいが故に、相手へ敬意などの姿勢を見せず
「自分の意見こそ正しい」
「相手の言い訳に耳を貸す必要はない」
暴走する独りよがりが、正しさを凶器にする
真っ正面から相手を軽んじ
相手の考え方を全否定しており
言い分が正しいとか関係なく
ウザいと思われるのは、当たり前
そもそも正論は相手を言い負かす武器なのか?
使い方として、相手への攻撃ではなく
相手の話を散々聞いた上で
サラッと言い退けるくらいが効果を発揮する
正論自体は嫌われない
正論を言う人のデリカシーのなさが
正論を悪いもののように思わせている
わたしには、そういう風に見えた