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母は進化を続けます

先週末、東京で一人暮らしをする娘の家に遊びに行きました。

だけども私は、
東京に行くのは30年ぶり、
新幹線に乗るのも20年ぶり。

行く前は、
わくわく、ドキドキを通り越して、
不安のあまり、気が重くなり憂鬱に。

「家にいたい」「家が一番」
何度つぶやいたことか。
いつもと違う週末を迎えるのが、どうにも居心地悪い。

だけど、

あまり実家には帰ってこない娘と
じっくりと話ができたのでよかったです。

いつの間にかちゃんと大人になっていて、
対等に何でも話し合える仲になってたんですよね。

人生観や恋愛観、結婚観なんかを語り合えるとは思わなかった。


娘の家に乗り込むのも悪くない。


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娘は、子どもの頃や中高時代に私が言っていた言葉をちゃんと覚えていてくれて、

「お母さんがいつも言ってたから。」

と彼女の行動指針となっていたようです。

私は「そんなこと言ってたっけ?」
状態だけど。


言われた当時には、受け入れられなくても
社会で揉まれながら、親が言っていたことが正しかった。と気がついたこともあったみたいです。

そう言ってもらえると、
私の心はちゃんと子どもに届いていたのね、
とホッとします。

子育て後のまさに一番の喜び。
このために頑張ってきたんだよ〜(涙)

**

娘が成長して、大人になっていくのに、
私が退化しているのは許せないので、
noteを続けていてよかったと思ってます。

noteで自分の考えや思いを言語化しているおかげで、考えをすっきりまとめて話せるように。
(それまでは頭の中のぐちゃぐちゃをかき混ぜながら、
言葉垂れ流しで喋ってた。)

書くためのインプットで見聞も広めていたおかげで、いろんなアドバイスもできたのですから。

母も進化を続けなくてはいけません。

老いていくばかりではいけません。

年をとるということを
「いろんなものを失っていく過程」
と捉えるか、
「いろんなものを積み重ねていく過程」
と捉えるか。

で幸福度は違います。

いくつになっても
娘とともに成長していかねば、です。


**

見知らぬ土地に一人で行って(しかも大都会)自分のポンコツぶりにちょっとショックでしたが、

ちょくちょく遊びに行って、東京を攻略してこようと思ってます。

家でぐうたらばかりしておれません。
(行く前とは全然違うこと言ってる)


新幹線の改札前で娘と別れた。
改札を通ってから、振り向くと、
娘が心配そうに見つめて立ってくれていました。
(さっさと帰ったかと思ってた。)

娘に手を振って、ホームへ続く階段を一気に降りました。

その後、

指定席で乗車する車両を間違えてしまって、大移動しましたが。ポンコツ〜。







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