気持ちを安定させる春菊の効能【薬膳】
新生活がスタートする4月。陽気も高まり気温も急上昇。体のエネルギーも高まり、やる気に満ちてわくわく。
でも一方で、
やる気が出ない、体が重だるい、胃もたれ、食欲不振、よく眠れない、イライラする、気分が落ち込むという人もおられるかも。
環境の変化や急な気温差に順応できないと、
自律神経の不調があらわれます。
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五臓では肝が自律神経の司令塔です。
肝が弱ると自律神経が乱れ、体の調子も精神も不安定になります。
肝をサポート春のする食材を毎週紹介しています。
今回は春菊です。
春菊の香りは滞った気を流し、自律神経に作用するのでイライラや不安を鎮めます。
胃腸の働きを整えるので、ストレスや緊張が続いて食欲がわかないなど食欲不振にも効果があります。
ごま和えでごまをプラスすると、そわそわして眠れない時、気分のアップダウンが激しい時など気持ちを安定させてくれます。
他にも
キャベツ、水菜、ブロッコリー、セロリ、三つ葉、パクチーなど緑色の野菜、香りのする野菜が肝を整え、精神不安をおさえます。
お鍋やすき焼きのイメージが強い春菊ですが、春は茹でて和えたり、サラダなどトッピングに使って積極的に摂りたいですね。
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