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子供の自尊心と自信を与える会話法

はじめに

皆さんこんにちは。
本好きの保育士です。
今回も子育てについてのヒントを
分かりやすくお伝えしていこうと思います

突然ですが質問です!
人は誰かと会話をする時、どんな人と会話をすると
“この人と話すのは楽しい”と感じると思いますか?
分かりやすく言うと

“どんなコミュニケーションをとれば、人から好かれるか?”

という事です。
正解は…

“自尊心を満たせる会話をした時(された時)”です。

それは子供とて同じことです。
子供の自尊心をしっかりと満たしてあげることで
“この人は話の分かる大人だ”と認識してくれます。
しっかりと話をすることで、
子供の考えている琴などを、より一層理解することが出来ますよ。

参考本紹介

今回紹介する本はこちらです。

【雑談の一流、二流、三流(桐生 稔 著)】
こちらの本は、タイトルの通り
雑談の仕方を一流、二流、三流に分けて詳しく書かれている本です。
この話し方は三流、この話し方は二流、
そして一流は、こんな会話をすると書かれてあるので
とても読みやすいと同時に、
自分会話が何流なのか自己評価しやすい点が、とても面白いです。 

子供の自尊心を満たす話し方

さて本題に入ります。
初めにでお伝えした通り、子どもと会話をする時に意識するのは
“自尊心を満たしてあげる”という事です。
その方法はいたって簡単です。
それは…
 
“子供の言う事を全力で承認する”
 
これです!
 
では、どのように承認をするか。
それも簡単です。
子供の言う事に“いいね”と言ってあげることです。
そのままですよね?実に簡単です。
 
しかし、これではまだ二流です(笑)
では一流はどうするか?
それは、褒めた後に、子どもがどうしてそう思ったのかを聞き、
それを更に褒めることをするのです。
褒めるの替え玉作戦です。

自分意見を言いつつ、傷つけない方法

そしてもう1つ。
子供の意見に意見をしたり、言い返したりした時はどうするか?
普通なら子供の意見に対して
 
“いやいや、それは○〇でしょ。”
 
と言いますよね?
でもそれは二流です。
 
一流は決して否定をしません。
代わりに自分の意見を質問にすり替えます。
先程の会話を例に出すとこんな感じです。
 
“そうなの?お母さんは□□だと思ってた。どうして、そう思ったの?”
 
こんな感じです。
ここからまた、先程の承認(褒める)を行いつつ、
子供の自尊心を傷つけずに、自分の意見を伝えることが出来ます。

会話術のデメリット

しかし、デメリットも勿論あります。
それは、会話をするが故に物凄く時間がかかるという事です。
ですので、この方法で子供と会話をするのであれば
時間に余裕をもって行ってください。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
もちろんこれは、子どもだけでなく
大人とのコミュニケーションをとる時にも使えます。
ポイントは
 
“質問”と“意見をスライドして疑問に替える”
 
この2つだけです。
ぜひとも試してください。

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